2月の公演、ステージ最後の曲のアレンジを友人の作曲家に頼んでいました。
当日のお楽しみ♪♪のために詳しくはここに書けませんが。。。
その曲がついに今日、完成して楽譜が届きました!!
これで本番の演奏曲全ての楽譜がそろい、昨日夜中(3時過ぎ。。。だから
もう、ほとんど今日か。。。)にプログラム原稿も書き終え、
いよいよ、フランクの来日まであと一か月を切り、公演の事務的準備も、
演奏の準備もラストスパートの体制に入りました。
ここからの1カ月がいつも時間との勝負。やる事は山積みで、家に籠って
練習したいけれど、外に出て行って公演の宣伝もしないといけない。
練習したいけど、事務的な書類書きとかスケジュール作りとか、演奏メンバーや
お手伝いして下さるスタッフさんへの連絡も密にとらなければならない。
こうなってくると、どうしても睡眠時間を削らざるを得なくなり、結果、
最後は
体力勝負に。う~ん。演奏にだけ集中していけたらどんなに良いか、、、と
思いつつも、こうして人と接したり、事務手続きを通して、社会とつながって
いると思うと、世の中無駄なことは何にもないのかもしれない、、、とも思うのです。こんなことでもないと、お勤めしてない自由業の私は世の中のことを全く知らずに過ごしてしまうので。。。
そんな中、本日、ハンガリーからいらしているリスト音楽院の教授のレッスンを受けてきました。
一年ぶりのレッスン。
毎年レッスンしていただく曲は様々ですが、目的は自分の音楽作りの方向性が間違っていないか、テクニックが崩れてきていないか…を冷静な目で見て、聴いて指摘していただくため。
自分の演奏を自分で律することは大切ですが、まだまだ私の知らないこと、気づいていないことがたくさんあるので少しでも成長したくてレッスンを受けています。
そして、今日のレッスンでは今までの中で一番嬉しいお言葉を頂きました♪
「あなたの楽譜の読み方は間違っていないので、後は今日学んだ新しいテクニックの精度を上げて、冷静な耳を忘れないこと」
楽譜の読み方…ここ最近急に楽譜がクリアに見えるようになってきていて、過去に取り組んだ曲、以前レッスンで指摘されていた事が良くわかるようになってきていたので、それが独りよがりでなくて良かった!!という安堵と、これで新作も自信をもって演奏できるという喜び。
そしてもうひとつ、今まで必ず何ヵ所か指摘されていたテンポの崩れやルバートの不自然さを今日は全く指摘されず、テンポの変わり目の繋ぎ部分で、「指示がないのにこんなに揺らして大丈夫かな?」と少し心配だった箇所などは
「パーフェクトな運びだ!!」
とか
「それは素敵なアイデアだね♪」
と言って頂いたこと。
頑張って良かった~。
悪い癖も時間をかけてじっくり取り組めば治るのだなぁと実感。
これも生徒にレッスンしたり、合唱団で伴奏したり、指導したり…とアマチュアの方たちに如何に伝えるかを日々研究している賜物かも。
そういう環境を与えていただいていることにも感謝です。
あと一月。気を抜かず更なる高みを目指して頑張りますo(^o^)o
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