あっという間に師走

気づけば2013年ももう終わり。
ホームページの移行やらいろいろあって、すっかりご無沙汰してしまいました。
最もハードなコンサートシーズンも無事に乗り切り、今年は残すところあと1公演となりました。

忙しい合間を縫ってパンづくりに精を出したり、この5年ですっかり増えてしまった体重を落とそうと夜中にごそごそ運動を始めてみたり、、、引っ越し先での生活も落ち着きを取り戻し、演奏以外のことに目を向ける余裕が少しできました。

来年は大きな公演がいろいろ続きますので、今はその準備期間。

コンサートのために企画書を書いたり、プログラムを組み立てたり、いろんな人に会ったり。全て一人でやろうとすると大変な事が多いですが、たくさんの方に応援して頂き少しずつ形が見え始めてきました。

 

そして本日は、来年4月に2年ぶりに開催するリサイタルのパンフレット用の写真撮影に行ってきました。初めてのリサイタルの時からお世話になっているカメラマンさん。とても良いタイミングでこちらをリラックスさせ、やる気にさせてくれます。撮影、というと身構えてしまってカメラを向けられるのがとても苦手だったのですが、数年前、急に撮る方と撮られる方の呼吸の合わせ方がなんだか演奏に似ているなぁと思ったらとても気持ちが楽になり、一つの作品を一緒に作り上げる楽しさを知りました。
この写真を今度はデザイナーさんがチラシにして下さいます。

今から出来上がりが楽しみです。

 

来年はこのリサイタルの前の3月に私が15年近く伴奏させて頂いている合唱団の3年ぶりの合同演奏会があります。こちらでは清水脩さんの組曲「山に祈る」という朗読付きの混声合唱のピアノを担当します。ピアニストが大活躍する大曲で、6年前にも一度演奏したのですが、6年の間にした色々な経験を踏まえてあの当時より更に曲が見えてきて、1回1回の練習でも気合いが入り曲の世界にのめり込むように演奏しています。

 

そして、リサイタルの後の6月にはフランスよりチューバ奏者の水中さんを再びお迎えして、スクールコンサートツアーでご一緒させて頂きます。自分が卒業した高校にできた付属中学でも演奏できることになり、こちらも張り切っています。

 

さらにまだ1年ほど先ではありますが、フォッシオーに改名してからは1回目となる室内楽のコンサートを11月に行います。このコンサートでは毎回、私が今一番一緒に演奏したいと思っている方と自分が演奏したい曲を演奏できる!というとても贅沢なコンサートで企画からホール探し、様々な交渉事、予算の確保などとにかく大変なのですが、それをしてでもやりたい!!と思えるコンサートなのです。室内楽ってこんなに面白いんだ~と一人でも多くの方にお伝えできるように精進します。

 

2013年の残り半月もしっかり踏ん張って来年に向けて頑張ります。