パイプオルガン

またまた長らくご無沙汰してしまいました。
9月以降の怒涛のコンサートラッシュが終わり、いよいよ来年3月のリサイタルに向けての事務的な準備も始めました。

 

そんな中、ふと思い立って・・・といっても前からずっと興味はあったのですが・・・
パイプオルガンの勉強を始めました。

長年、宗教曲に取り組む合唱団で稽古のピアノを弾いてきて、オルガンの響きへの憧れのようなものがずっとありましたが、パイプオルガンなんてどこで練習できるのかもわからないし、、、、私にとっては高嶺の花。。。でした。

現在、合唱団が取り組んでいるフォーレのレクイエムはオルガンが大活躍する曲の一つですが、私の最も好きなレクイエムでもあり、どうしてもフォーレのレクイエムのオルガンパートを弾きたい!!と思うようになってきました。もちろん、本番で弾こうなんておこがましいことではなくて、こっそり趣味として一人で楽しみたい♪と思ったのです。
そしたら、そんな私に「では、オルガンを教えてあげましょう」という心優しい方が現れ、では、何とか練習場所を探さねば。。。とネットで検索すると、家から通える距離にとても良心的なお値段でご自分のオルガンを貸してくださるというオルガニストさんがいることが分かりました。
忙しい最中でしたが、こういう出会いは逃してはならない。。。と早速オルガンの勉強を始めたワケです。

この写真の立派なオルガンでいつも練習されていただいています。
本当に至福の時間です!!

新しい楽器に取り組むことで、ピアノを習い始めたばかりのやる気に溢れた気持ちを懐かしく思い出しています。

 

ピアノもパイプオルガンもどちらも鍵盤を使って演奏する楽器ではあるのですが、決定的な違いが2つ。
一つは足鍵盤があること。指10本の他に、左右の足×踵とつま先、計14箇所を独立させて動かすというのは慣れるまでとても難しいことです。まず、ピアニストの習性として、低音部の足鍵盤用に書かれた音符は脳が勝手に左手で弾きなさい!!と指示してくるので、その感覚を変えるのに今は苦労しています。

 

そして、決定的な違いは音の発生の仕方。ピアノは鍵盤を打鍵したスピードでハンマーをコントロールして張られた弦を響かせるので、打鍵する時に全ての音量、音色などを決定して演奏していますが、パイプオルガンは逆。打鍵の時にはパイプに空気を送り込む弁が開くだけなので、そこでの音色のコントロールはほとんどできず、送り込む空気を止める=指を鍵盤から離して、弁を閉じるスピードによって全てをコントロールしているのです。

本当に面白い!!ピアノを弾くときにもより一層鍵盤から指を離す瞬間、ペダルを取る瞬間に意識が行くようになりました。
まだまだ奥深いオルガンの一部に触れただけですが、ピアノ曲と同じく、今でもどんどん新しいパイプオルガンの作品が生み出されているということはそれだけ、楽器の魅力がある。。。ということで、あくまで趣味。。。なのですが、この先が楽しみです。

コメント: 2
  • #2

    裕樹子 (日曜日, 20 12月 2015 21:19)

    しげりんさん、コメントありがとうございます。
    次回、ぜひその作品を演奏してみたいです♪
    独立3声体の魅力を味わうには私はまだまだ修練が必要です。。。

  • #1

    しげりん (日曜日, 20 12月 2015)

    私のオルガン曲が残っています
    オルガンを正式に習う1974年の前年につくった前奏曲
    左手とペダルが重複しております
    左手と足鍵盤が独立して動くのはオルガンの醍醐味であり
    独立3声体の魅力がそんなところにあります