2015年まとめ

おせち用の黒豆を煮ながら今年一年をザックり振り返ってみます。

 

今年は初めての事、たくさんの人と音楽との新たな出会いがありました。

1月、新しい音楽表現を目指す歌い手集団、飄々天風のみなさんと出会い、その後も何度かお稽古でご一緒しました。
専属ピアニストを務めている東京合唱団の皆さんとは3月の追悼演奏会、10月の定期演奏会に加えて5月と10月に宮城と岩手に被災地との慰問交流演奏会をご一緒しました。

千葉の文化振興財団の集まりで出会ったヴァイオリニストの廣川さんにお誘いいただいて、7月には銀座のアンクと千葉の幕張でミヨーやモーツァルトのトリオなどをご一緒しました。その合間に千葉日報新聞さんの取材を受け、文化面に写真入で記事を掲載いただき、7月にはフランスからボルドー・アキテーヌ管弦楽団首席チューバ奏者の水中豊太郎さんをお迎えして、渋谷でデュオリサイタルを開催することができました。
8月にはアジア初開催となったIDRS国際ダブルリード協会のフェスティバル内リサイタルでフランス人ファゴット奏者のフィリップ・ダヴィドさんと共演し、12日間の滞在中、鎌倉に一緒に観光へ行ったり、レッスンの通訳をしたり、千葉でも親子コンサート、ワンコインコンサートを開催しました。
ここまでの日程がきつすぎて、音楽で心は満たされていましたが、身体は疲れていたのかダヴィドさんの帰国前日に全身にじんましんがでて、明け方呼吸困難になり、、、アレルギーによるショック症状ということで人生初の点滴を受けました(泣)

気を取り直して10月にはヒルズ・ロードコーラスのみなさんと2台ピアノ版によるブラームスのドイツレクイエムをご一緒しました。
壮大な音楽をともに教会で奏でることができ、とても貴重な経験ができました!!

この時の経験とその後始まった東京合唱団でのフォーレのレクイエムの稽古を通じて、どうしてもパイプオルガンを弾いてみたくなり、思い立って年末にパイプオルガンを習い始めました。新しい楽器に触れることでたくさんの刺激を受けています。

 

そして、先日、チェコフィルホルン奏者のイルジ・ハヴリーク氏をお迎えして、主人が指揮するTBSK管弦楽団と共演するという一大イベントが無事終了し、今年のイベントはすべて終了しました。

この他にも、新作歌曲の編曲のお手伝いをして、レコーディングをしたり、久しぶりにオペラの稽古へいき、プッチーニのジャンニ・スキッキに取り組んだり、いろいろいろいろありました。

来年はいよいよ1月末にブラームス歌曲のレコーディング、3月に8回目のソロリサイタル、8月にはイタリアでの音楽祭でのコンサート、11月にはイタリア人ピアニストをお招きしての連弾によるコンサートを予定しています。
来年も変わらず音楽の道に邁進してまいりますので、皆様応援よろしくお願いいたします。

時々、限界まで突っ走って頑張りすぎてしまうことを反省するのですが、、、音楽も人間も大好き!!な私はなかなか手加減ができまず、つい夢中になり力の限り突進してしまいます。周りの皆様にご心配、ご迷惑をかけないように、来年こそスマートに生きて行こう、、、と一応目標にしておきます(笑)

本年もたくさんの方々に多大なお力添えを頂き、何とか今日まで無事に過ごしてまいりました。いい年をしながら、まだまだ未熟な私ではありますが、一生懸命に生きてまいりますので、どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。
皆様、良いお年を♪