2016年まとめ

怒涛の毎日でブログの更新が半年間滞ってしまい申し訳ありませんでした。
あっという間に2016年も最終日です。
この一年、様々な新しいことに挑戦し、たくさんの出会いがありました。

3月、長年探していた早坂文雄氏のピアノソロ曲の譜面を手に入れることができ、リサイタルで演奏しました。

 

7月、たくさんのご縁がつながり、読響の打楽器奏者の野本さん、フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団の水中さんとともに、クラシックからジャズを自由に行き来するというテーマでトリオコンサートを開催しました。初挑戦のジャズでは新たな世界を垣間見ることができ、貴重な経験となりました。

 

同じく7月、このトリオ公演とイギリス研究旅行の合間にフランス語検定準2級に挑戦し、無事に合格することができました。まだまだスラスラと会話することはままなりませんが、継続はチカラなり。。。を実感しました。

 

7月末、フランスのマスタークラスでお世話になり、現在の私のピアニストとしての活動の礎となっているデルヴィーヌ教授夫妻が来日し、12年ぶりにお会いすることができました。留学経験のない私がたくさんの海外アーティストと知り合い、こうして今も一緒に活動ができているのはこのご夫妻との出会い、迷っていた私の背中を押して下さった教授のおかげです。

 

8月、上記、フランスのマスタークラスで知り合ったイタリア人ピアニスト、ジュリアーノ・アドルノ氏との連弾でイタリア、オルベテッロで開催されているピアノフェスティバルに出演しました。初イタリア、滞在期間はとても短かったのですが、とても刺激的な日々で、野外でのコンサート、ローマで感じた雄大な歴史の流れ、本場のピザ、カルボナーラ、ジェラートに感激しました。

 

9月、近所のスポーツジムに通い始め、最近ではヨガや週2回の6キロのジョギング、スイミングなどを通して心と身体のバランスを上手く保つコツ、しなやかで動きやすい身体作りが分かってきてジム通いが良いストレス発散の場になっています。

 

11月、2年間かけて準備してきた日伊国交樹立150周年記念プロジェクト、本当に多くの方のお力をお借りして、東京、名古屋での親子コンサート、一般公演の4公演に加えて、中学校での学校公演、幼稚園公演、そしてピアノ教室での交流レッスンと様々なイベントを開催することができました。

 

2016年、大きな自主企画公演3つが滞りなく無事に終わりましたのは、公演に足を運んで下さった多くのお客様、準備段階からたくさんのアドヴァイスを下さった皆様、いろいろな形でお力添え下さった皆様のおかげです。

人との繋がりについて感謝し、考えさせられた一年でした。

ネットや文明の利器の発達のお陰で繋がりを保ち、それぞれの公演を実現できたとはいえ、やはり、直に触れ合い、その土地を訪れ、自分の五感をフル活用して体験することの大切さを実感した一年でもありました。

2016年、様々な地で出会った皆様、本当にありがとうございました。
いい事も悪いことも全て包み込み、それを昇華し、聴いた人が幸せな気分になれる演奏をしていきたい、そう願いながらこれからも研鑽に励んで参りたいと思います。

皆様良いお年をお迎えください。

そして、2017年もよろしくお願いいたします。