2019年始まりました

2019年の始まりは穏やかな天気に恵まれ、ゆったりとした気分で始まりました。
今年前半は歌手の皆さんとご一緒する機会がたくさんあります!!

まずは来週より3月8日に開催されるマクベス(ヴェルディプロジェクト)の合唱稽古が始まります。合唱団の皆さんは年末より稽古を既に開始されているのですが、私は新年よりお伺いすることになりました。
マクベスは合唱曲が盛りだくさんなので、楽しみです。結構重苦しい物語ではありますが、ヴェルディの音楽にはいつもどんな場面でもパワーがあるので、練習していると元気になります。同音連打や難しいパッセージの連続にはいつも泣かされますが。。。稽古に参加するのが楽しみです!!

そして、2月初旬には以前にもレッスンの伴奏をお手伝いさせて頂いた、ロシア人歌手のオルガ・マカリナ先生が来日される事となり、再びレッスンの伴奏を務めさせて頂きます。一人一人の声と今抱える問題点にまっすぐ向き合い、的確にアドヴァイスをする先生のレッスンは私自身とても勉強になりますし、多くの歌手の皆さん、たくさんの未知の曲に出会えるのも嬉しいです。ロシアンメソッド。。。なのか、最後の来日レッスンの際に伴奏でお伺いしたオブラスツォワ先生もそうでしたが、たった一瞬その時間しかレッスンしないかもしれない生徒さんに対しても、その人のキャリアのずっと先を見通しているかのような、今すぐできることと将来のためにやっていくべきトレーニング、レパートリーの築き方までを丁寧に伝えようとする姿勢には本当に感動します。
オブラスツォワ先生はご自分でひとりひとりの生徒さんのカルテのようなものを作られていて、あなたは去年、こういう歌を歌って、こういう注意をしたけれど、それは改善されてますよ、、とかまだこの部分は直っていないですね。。などとアドヴァイスをされていて、世界中にものすごい数の生徒がいるだろうに、、、自分の体得した技を伝えようとする執念、芸術に対する何という情熱だろうか。。。と圧倒されたましたが、オルガ先生のレッスンからもそのような意気込みを毎回感じます。

新年早々から刺激的な毎日となりそうですが、今年も一年全力で駆け抜けたいと思います。