魅惑の室内楽 Vol.5

ピアノ×ピアノ×パーカッション ~ダンスにまつわる音楽を集めて~

プログラム

 

ラヴェル作曲     亡き王女のためのパヴァーヌ (連弾)

ドビュッシー作曲   小組曲 (連弾)

ピアソラ作曲     リベルタンゴ (連弾)

ミヨー作曲      スカラムーシュ (2台ピアノ)

野本洋介作曲     断章~2台ピアノとパーカッションのための

             新作委嘱初演作品 (2台ピアノ+パーカッション)

バーンスタイン作曲 ウエストサイドストーリーより 

            シンフォニックダンス(2台ピアノ+パーカッション)

 

2016年、日伊国交樹立150周年を記念して開催したイタリア人ピアニスト、ジュリアーノとのコンサート第二弾は打楽器奏者の野本洋介さんをお迎えし、また、多くのお客様にご来場いただき無事に公演を終えることができました。

 

2年半に渡る公演準備期間、大変多くの皆様にお力添え頂きました。

それらお一人お一人のご協力なしには今回の公演を開催することはできませんでした。この場をお借りしまして心より御礼申し上げます。

 

難航したホール探しの末、貸館制度が終わってしまう銀座ヤマハホールで、ヤマハのコンサートグランド2台を舞台にご用意頂いて2台ピアノの演奏ができたこと、魅惑の室内楽シリーズ第3弾でご一緒した打楽器奏者の野本洋介さんにご快諾頂き、この公演のために新作を作曲頂けたこと、すべてのタイミングが揃い最高の状態で魅惑の室内楽第5弾をお送りすることができました。

 

ジュリアーノの来日から3日しかないリハーサル期間、本当に文字通り、朝から晩まで食事を摂る間も惜しんでリハーサルを重ねました。到着早々のジュリアーノと自宅で始めた連弾のリハーサルは5時間近くにも及び、時差ボケをものともせず高い集中力でリハーサルに臨んでくれたジュリアーノのお陰で、お互いの音楽を寄り添わせ、限られた時間の中で一切妥協することなく音作りをできたこと、翌日、早朝からスタジオに籠り、ドキドキしながら二人で初めて音を出してみた2台ピアノの曲を弾き終えた瞬間、同時にホッと安堵のため息をもらし、顔を見合わせて大笑いしてしまったこと。直前に出来上がった譜面を必死に読みながら野本さんも加わった3人で新作のリハーサルをしたこと。本番直前までホールでの調整が続き、最後の最後までもっと、良い演奏、もっと良い音を求めてあがき続けたリハーサル。今となっては全てが良い思い出です。

 

本番ではその準備全て、それぞれの曲への想いを凝縮し、ピアノの音に乗せて客席の皆様にお届けすることができました。

数々の本番がある中でも、今回の公演は特に3人それぞれがお互いの限界に挑んでやり抜いた。。。と心から思える本番となりました。

 

また、このような素晴らしい体験ができるよう、次の機会に向けて更に研鑽に励んで参りたいと思います。

お力添え頂いた皆様

協賛 株式会社ヤマハミュージックジャパン

   パール楽器製造株式会社

広告協賛 株式会社 サラバンド/ 株式会社コマキ楽器/プルメリア音楽教室

後援 在日イタリア大使館/イタリア文化会館/日仏現代音楽協会/

   公益財団法人読売日本交響楽団/練馬区演奏家協会

   一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

協力 Studio Cecilia

個人協賛 金田敏也さま 野本廣之さま 松崎浩之さま 他 5名

 

ありがとうございました。