フィリップ・ダヴィド氏 初来日

8月14日、猛暑が続いていた東京にフランスからファゴット奏者のフィリップ・ダヴィドさんが来日されました。
18日、アジア初開催となったIDRS国際ダブルリード協会でのリサイタル。

 

23日、千葉市文化振興財団主催によるワンコインコンサート

   (親子コンサート、一般向けコンサート)

その他、木管五重奏のレッスンやオーケストラメンバーによる木管分奏のレッスン、ファゴットの個人レッスンなど盛りだくさんの日程を終え、24日夜遅くにフランスに向けて帰国されました。

その間、お世話になりました多くの皆様にこの場をお借りしまして改めまして御礼申し上げます。
遠く離れたフランスと日本で活動をしてはいますが、音楽を愛する心、そして、クラシック音楽を次世代につないでいきたい、という熱い想いは一緒です。またいつの日にか、共演できることを願いつつ、今回のたくさんの経験を糧に私自身も更に前進していきたいと思います。


8月23日、真砂コミュニティーセンターでのワンコインコンサートから午後の部、アンコールに演奏しました「ファゴットとピアノのためのあんたがたどこさ(野崎美波 編曲)の動画です。ぜひご覧下さい。

フィリップ・ダヴィド氏を迎えてワンコインコンサート

フランス北西部、ブルターニュ地方ブレスト在住、ファゴット奏者のフィリップ・ダヴィド氏をお迎えして、千葉市文化振興財団主催ワンコインコンサートに出演します。


午前の部のコンサートでは特別にお子様席(概ね一人で座って鑑賞できるお子様から中学生対象)を設け、子供たちの目の前で楽器をケースから取り出し、組み立てるところからお見せしたり、フランスの子供たちが大好きな童謡をダヴィド氏に教えてもらいながらフランス語で歌える練習をしたりという参加型のプログラムを織り交ぜながら、ファゴットの魅力いっぱいの曲を目の前で演奏します。


午後の部ではお子様席こそ設けませんが、通常のホールでのコンサートよりは皆様とぐっと近い距離で演奏をします。ぜひ、奏者の息遣い、指の動き、表情などもじっくりと観察してみてください。こちらの公演でも親子でお楽しみいただけるように、耳馴染みがあり、ファゴットも大活躍する「魔法使いの弟子」やウエストサイドストーリーより「Cool」ラフマニノフの「ヴォカリーズ」など名曲を揃えてお待ちしています。


たった500円で木管楽器の本場フランスで活躍するダヴィド氏の演奏が体験できる、とてもお得な公演になっています。
夏の思い出にぜひ親子でお友達と、お誘い合わせの上、ご来場ください。
チケットのお申し込み、公演に関するお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

会場でお会いできるのを楽しみにしています♪

  

 

 2015年8月23日(日)


真砂コミュニティーセンター

 

 午前の部:11時開演

 午後の部:13時開演

(開場は各部開始30分前)

 

 

  チケット:500円


 ♪♪♪プロフィール♪♪♪


Philippe David (フィリップ・ダヴィド)ファゴット奏者

 1974年、フランス、トゥレーヌ生まれ。国立地方ヴェルサイユ音楽院にて本格的にファゴットを始め、ファゴット、室内楽、音楽学の三部門で一等賞を得て卒業。2001年、リヨン国立高等音楽学校、ローラン・ルフェーブル(Laurent Lefevre)のクラスを国家高等音楽研究資格を得て修了。また1998年、ポワティエ国立音楽教育養成学校においてファゴット高等教授資格を得る。在学中より数多くの室内楽グループのメンバーとしてツアーやレコーディングに参加、特に、トゥレーヌのPhilidorのメンバーとして韓国ツアー、ポーランドツアー、フランスツアーまた、多くのレコーディングに参加した。シンフォニーオーケストラの部門では、トゥール、オーヴェルニュ、ブルターニュ管弦楽団など各オーケストラの契約団員としても経験を積んでいる。

2003年より現在に至るまでフランス国立ブレスト地方音楽院のファゴット科、音楽教育科および室内楽科の教授として後進の指導にあたると同時にトリオ・ダンシュによるアンサンブルトゥリーランのメンバーとしてバロック音楽から新作の初演まで幅広い作品を取り上げたコンサート、録音などの演奏活動を活発に行っている。

(Ensemble Trielen公式HP:http://trielen.com/trielen-english/index-english.html)