小さな幸せ 

 音楽のことのみならず、日常生活の中で見つけた様々な

「素敵なこと」について綴っていきたいと思います(*^_^*)

2017年

3月

22日

ゼロよりイチを目指したその後

2017年が始まってもう3月も終わりに近づいたというのに、今年3回目のブログ投稿。

年明けの誓いを早くも破って、なかなかブログの更新ができずにいます。。。が、
ブログ以外の生活では日々様々新しいことに挑戦し、自分自身を更新、パワーアップしています。

 

昨年の秋頃からゆるゆると始めたフィットネスクラブ通いでは、半年を迎えようとするこの頃になってやっと、ヨガのクラスで身体を動かす時に今、動かそうとしている筋肉、骨、関節を体感できるようになってきました。先生のような美しいポーズには程遠いですが、訳も分からず形だけ真似ていた頃に比べたら私としてはすごい進歩なのです。
そして、3キロのウォーキングかから始めたランニングマシンでは時間のある時には1時間かけてじっくりと10キロ弱、時間があまりとれない時は40分で7キロ弱と自分なりのちょうどよいペースがわかってきました。近頃では5キロくらいでやめると物足りなくて逆に中途半端に疲労してしまうので、心の健康のために、時間に余裕がある時だけ走るようにしています。それでもだいたいコンスタントに週2から3回通えています。

そして、2月から通い始めたフランス語の新しいクラスも残すところあと1レッスンで終了。週1回みっちり3時間ずつのレッスンについていけるかすごく不安でいっぱいでしたが、なんとか先生のフランス語での文法説明にも慣れ、今まで日本語の文法書を読んでも説明してある日本語自体が難しすぎて理解不能だったことが少しずつわかってきて、ここのところ惰性で続けているだけだし。。。と諦めかけていたフランス語の勉強も、もう少し頑張ってみようとやる気が出てきました。
中級まとめクラスが終わったので(十分理解できたかは別として)4月からはいよいよ上級準備クラスに通い始めます。何事もそうだと思うのですが、中級から上級への壁はとても厚く、、、中級(何をもって中級とするのかは線引き不可能ですが)から上級へ行くのに週一回×3時間のペースで進むと2年半から3年かかるとか。。。
気の遠くなるような時間のようなきもするし、3年頑張れば日本にいても上級クラスに入れるほどの実力がつくのか!とも思えるし。。。何にせよ、時間的に可能な限り続けてみようと思っています。

自分の限界を知ることは結局、自分の自信につながるのだなぁという事に今更ながら気づ
きました。

1時間で10キロしか走れないという自分の限界を知ることで、1時間あれば10キロ進めるという自信になるし、(もちろんランニングマシンと実際の道では全然違いますが。。。自分が5キロ以上走れることを知らなかったので。。。人生で走った最長距離がこれまで5キロでした)フランス語を3時間浴び続けるなんて、頭がボーッとして眠くなったらどうしようと思ったけれど、実際3時間なんてあっという間だし、フランス語だけで説明されてもちゃんと文法の規則はわかる。(わからない単語がいくつかあっても問題ない!!)こんなヨガのポーズできない!と思っていたけれど、半年経つと少しはできるようになる。まだ、私も成長できるんだ!!という自信につながる。

私が極端にポジティブ思考なだけかもしれないけれど、少しずつ、少しずつ積み重ねて行くことはその時々の進歩が見えなくても全く何もしないゼロよりは確実に成長につながるという実感と自信。
それがわかっただけでも、新しいことに挑戦してみて良かったと思っています。
もちろん、音楽においてもそれら全てが反映されていて、身体の些細な動きに気づきがあったり、フランス語のふとしたフレーズの抑揚と音楽が結びついたり、注意深く暮らしていくといろいろ面白いことがあります。

もうすぐ4月。
新年度もゼロよりイチと頑張りすぎず、気張らずにでも着実に進んでいきたいと思います!!

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2017年

2月

11日

ゼロよりイチを目指して

新しい事を始めると、どんどん脳が開いていく気がする今日この頃。全てのことが何処かで繋がっている。人生に無駄なことは一つもない。。。と学生の頃よく言われていたことが今になってわかってきました。

大人になって何か新しい事を始める、、、というのはとても勇気がいるし、そしてお金や時間の有限性を知っている中での習い事となるとますます敷居が高くなってしまいます。

自分が新しい事を始めてみて、そんな中でピアノが弾きたい!とピアノに憧れを持って、勇気を持って教室の門をくぐりレッスンに通ってきてくれる皆さんのことがますます愛おしく思えるようになりました。

そんな私の今年のモットーはゼロよりイチ。
大人になると、羞恥心やちょっとばかりの見栄もあったりして、自分の求める理想に近づけないことはついつい否定しがち。。。
でも、100パーセントの環境が整わないから、、、と先延ばしにしていたらいつ始められるかわからない。

まず一歩踏み出すこと。何にもしないより絶対に何かやった方がいいはず。

なので、私がレッスンにいらして下さる大人の方に求めることは、教室に来ること、その時間音楽のことだけを考えて思いっきり集中すること。それだけです。とにかく夢中になれるレッスン、家や会社で嫌なことがあっても、その時間は全て忘れてしまうくらい、音楽のことだけ考えないといけないように脳みそフル回転のレッスンを目指しています。大人になると、自分だけのことを考えて、真剣に夢中になれる時間って意外に少ないですが、夢中になれると気持ちいいですよ~。

家で練習できなくてもいい、前回のレッスンから一度も楽譜を開いてなくてもいい。。。とにかく、レッスンに来てくださいね。とお願いしています。初めは家で練習しなかったら進歩はしないだろうなぁ。と思っていましたが、それでも、レッスンの1時間を積み重ねて行くことで大人の方でもすこーしずつ上達していきます。

上達してきたらだんだん欲が出てきて、寝る前の5分だけ。。。など、無いように思えた中にも生活の中にスキマ時間を見つけて練習してくれるようになる方もいるし、日常生活のいろいろなところで流れている音楽に敏感に反応して、急に耳が音に対して開かれてくる方もいます。

日常の中に、いつもの生活の隣にふわりと音楽がある。。。そうなったら素敵だなぁと思いながら今度はどんな曲を一緒に勉強しようかなぁと考えるのも私にとっては至福の時間です。

ガツガツしないでのんびりと。でも目標を見失わずに進む。
ゼロよりイチで心が軽くなりました。

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2017年

1月

03日

あけましておめでとうございます

皆様、あけましておめでとうございます。
2017年、穏やかな気持ちで新年を迎えました。
昨年は新しい事に挑戦し、たくさんの方と出会い、多くのことを学ぶ一年となりました。

今年も人との繋がり、そして年を重ねる事で見えてきた様々な想いを大切に、感謝の気持ちを忘れず、ゆっくりとでも着実に前進していけるように努力を重ねたいと思います。

音楽面以外でもこれまで続けてきたフランス語をもう少し頑張って行きたい(できればフランス語検定2級を今年中に取りたい!!)ですし、昨年の夏の終わりに初めたスポーツジムでのヨガやランニングを更に継続し、健康的で美しい身体作りに励みたいと思っています。

新たな出会いを楽しみに精進してまいりますので本年も変わらずよろしくお願いいたします。

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2016年

12月

31日

2016年まとめ

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2016年

7月

17日

魅惑の室内楽 Vol.3 無事終演しました

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2016年

6月

29日

プライバシーポリシー

チケット購入などのため頂きました個人情報、アンケート内容は主催イベントの管理およびご案内にのみ使用し、他の目的での使用は一切致しません。

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2016年

5月

18日

意識と無意識の狭間で

新緑の美しい気持ちの良い季節になりました。
すっかりご無沙汰しておりましたが、5月5日に千葉市で開催された私の伴奏する合唱団4団体が参加したチャリティーコンサート「とどけ歌声被災地へ」も無事に終わり、現在は7月のトリオコンサートの準備、8月にイタリアで開催予定の音楽祭(オルベテッロ国際ピアノフェスティバル)出演の準備、そして、今年最大のイベント!?日伊国交樹立150周年を記念して開催するコンサート「デュオリサイタルシリーズVol.3ピアノ×ピアノ」及び「親子でコンサートデビュー」(いずれもイタリアからピアニストジュリアーノ・アドルノ氏をお招きしてのオール連弾コンサート)の準備と元気に活動しています。

ちょうど一年くらい前にふと思い立って、ネットで紹介されていた体幹トレーニングとストレッチを始めました。
一応、舞台に立って人に見られる仕事をしているし、姿勢は美しいに越したことはない。。更に年齢的にも自分の身体作りをしっかりして良いコンディションでいつも演奏に臨めるようにしたいという思いから始めたのですが、1年が経過してやっと身体の筋肉の動きと自分の脳での認識が一致してきたように思います。

面白いもので、身体のある一部の筋肉が認識され始めると、その他、特別な運動を普段しているわけではない筋肉の動きも明確に分かるようになってきます。もちろん、スポーツ選手のようにしっかり筋肉全ての動きを認識しているわけではないですし、まして、トレーナーについて運動しているわけでもなく、ネットの動画を見たりして自己流に運動しているに過ぎないので、この筋肉(名前はわからないけれど。。。)が動いているな、こういう動作にはこっちとあっちの筋肉が連動して動くのだなとあくまで自分の感覚として認識するという程度なのですが。

それでも、例えばピアノを演奏するとき、「このボリュームでこのバランスでこんな音色を出したいな」と思って演奏し、思った通りの音が出たときの筋肉の動きが分かるようになると、また別の機会にその音を出したいと思ったときの再現率、確実性の確率が格段に上がってくるのです。
今までももちろん、自分の音色や打鍵のスピードなどには細心の注意を払ってきていましたが、どうも、うまくいく時といかない時があったり、ピアノが変わると再現できるのに時間がかかる。。。などの難点がありましたが、それの良い⇔悪いの幅が狭まり、修正にかかる時間が縮まってきたように感じています。

もちろん、一秒間に何十個もの音を同時に鳴らすことができるピアノという楽器ですから、その全ての筋肉の動きを意識しながら演奏する。。。など到底私の能力では不可能で。。。筋肉の動き以外にも考えなければならないことは山のようにあるし。。。だからそこは練習を重ねて、筋肉の動きなど考えなくてもそのバランスになる、筋肉の動きについて考えなくてもその音色になるというところまで持っていく訳ですが、環境が変わってうまくいかない時、身体が疲れていて思うように動かない時の素早い修正のために、良い状態の自分の身体と筋肉の動きを把握していることが今、とても助けになっています。

一日数分のトレーニングとストレッチですが、やはり継続は力なり。。。なのだなぁと実感している今日この頃です。

数日前に後ろ姿が美しく保てるヨガのポーズというのを発見してしまい。。。今度はそのポーズも就寝前のトレーニングに取り入れてみようと思っているところです。ピアニストって後ろと横の姿ばかり見られますから(笑)



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2016年

4月

13日

早坂文雄 抒情曲集 音源公開

 先月、3月11日のリサイタルで演奏しました早坂文雄氏の作品、3曲の音源をUPしました。
 音源のみで、画像はなくすみません。

 また、コンサートからすでに1ヶ月以上経ち、、、今ならこうやって演奏するのになぁという思いもありますが、とても素敵な曲なのでぜひ聴いてみてください。
素敵さが伝われば良いですが。。。

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2016年

4月

10日

オラ・イエイロを歌う会

本日、ノルウェイの作曲家、オラ・イエイロ(Ola Gjeilo)の「The Ground」を歌う会、第1回目の練習を行いました。

シンプルで美しい和声にオルゴールのようなピアノ伴奏がついた4分足らずのこの作品をぜひ歌ってみたい、という有志の皆さんが集まる会にピアニストとして呼んで頂き、歌い手目線でも指揮者でもない私にできる事をいろいろお伝えしながら、音取り、言葉の付け方などゆっくり丁寧に進んで行きました。

 また、大合唱団ではじっくり取り組めない日本語の曲も練習してみたい、、、ということで、木下牧子さんのこちらもピアノ伴奏と歌が美しく絡み合う歌集、「愛する歌」から数曲を歌いました。

 日本語が日本語として聞こえるために注意すべきこと、難しい跳躍音を取るための方法など説明しながら、2時間半の練習で今日は3曲練習しました。

 この会は今のところ、固定の団員制度を取らず、練習日に都合がつく方が集まって、予習、復習なしでその場で音を取り、その日のうちに形にする事を目指しています。
もちろん、どの曲も深く掘り下げて行けばどんどん魅力が増してくる作品ですが、たくさんの曲に触れることで、お互いの音を聞き合う、ハモる感覚を身に付ける、いろいろな楽曲に応用できる発音や発声、楽曲の仕組みを自分で理解できるようになることを目指しています。

 次回は5月22日(日)13時半から16時半、吉祥寺のピアノスタジオノアで練習予定です。
少人数のアンサンブルに取り組むことで、自分の声を聴き、自分の弱点を知る、小難しい歌ではなくあくまで調性があり、自然で美しいハーモニーを奏でられる曲、詩が素敵な曲をそれぞれ持ち寄り、演奏していきます。
 その日集まったそれぞれのメンバーのペース、要望に合わせて練習を進めていきますので、初心者の方でも安心です。

 予習、復習はいらないけれど、集まったその時間は真剣勝負でしっかり集中して練習をする、そんな会を目指しています。

 ご興味持ってくださった方はぜひぜひ次回の練習に顔を出してください♪
 次回もThe Groundと木下牧子さんの曲は演奏予定で、他に鈴木憲夫さんの曲やなかにしあかねさんの作品にも取り組んでいけたらなぁと思っています。
 
 新しい人、新しい曲との出会いはワクワクしますね。
 次回も楽しみです!!

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2016年

3月

28日

新年度に向けて

 三月も残りあとわずか。

 今日は、個人的にすごく嬉しいお知らせが2通、郵便で届けられました。

 また、早朝には恩師からの有難いお電話も。

 

 恩師からの電話では、ここ最近私が悩んでいたことを見抜いたかのような有難いアドヴァイスを頂きました。

「普段の生活の悩み、辛いこと、憤ることいろいろあるけれど、それと音楽人生は全く別の次元、別のところにあり、どんなに大変なことがあっても音楽は続けて行かなきゃいけない、音楽を続けて行くことは人生のその様々な辛さから逃げることとは違うのよ。嬉しい、楽しい、生きる喜びを音楽で伝えていくこと、それが音楽家の使命ですよ。」80歳を超えてなお演奏活動も続けておられる恩師からのこの言葉はずしりと重く私の心に響きました。

 

 人生の辛いこと、悲しみを音楽に昇華していく。。。というとかっこよく聞こえるけれど、なかなかそれには時間がかかるもの。人生で経験する全てのことに意味が有るというのはこの年まで生きてきたら何となくわかるけれど、でも、悲しみや苦しみの渦中にある時には「なぜ私だけがこんなに苦しまなければならないのか。。。」と未熟な私は考えてしまいがち。そんな時に音楽なんて。。。と思うことも。

 

 しかし、そんな苦しみや悲しみの中から私を救い、慰めてくれるのもやはり音楽、そしてピアノ。

でもそれは、真剣に人生に向き合わず逃げていることなのではないか?とここ最近の私は悩んでいたのです。この悩みを恩師にも友人にも。。。誰にも打ち明けてもいなかったのに、何故か突然かかってきた電話での恩師からの今朝のアドヴァイス。びっくりしました。

 そして、届けられた二つの嬉しい便り。

 努力はやはり報われるし、誰かがどこかで見ていてくれる。。。ということを実感しました。

 

 新年度もどんな時も手を抜かず、自分のできる事を精一杯やりながら少しずつ少しずつ進んで行きたいなぁと思います。

 

 新しい挑戦、楽しみなコンサート目白押しです。悩んでる暇はないかな。頂けるお仕事、頂いたチャンスに感謝し頑張ります。

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2016年

3月

12日

第8回ピアノリサイタル

写真左:福田滋さん(音楽評論家・指揮者)写真右:北浦絃子さん(早坂文雄氏 次女)
写真左:福田滋さん(音楽評論家・指揮者)写真右:北浦絃子さん(早坂文雄氏 次女)

昨日、3月11日、すみだトリフォニー小ホールにおいて8回目となりますピアノリサイタルを無事に終えました。

当日まで支えてくださった皆様、そして寒い中会場に駆けつけて下さった多くのお客様、いつも影で私をしっかりサポートして下さるスタッフの皆様本当にありがとうございました。

 

また、当日会場に行けないけれど。。。と応援メッセージを下さった皆様にも本当に感謝致しております。

リサイタル、何もかも自分で決めて何もかも自分でやる。とっても自由だけれどその分責任も重く、良いことも悪いことも全部自分が引き受けなければなりません。
念入りに、十分に準備を重ねてもそれが全て報われないこともあって、、、でもそれが今の自分の実力なのだなぁと毎回実感し、もっともっと頑張らないといけないなぁと思うのです。

 

今回のリサイタルでは長年譜面を探し続けていた早坂文雄さんの作品を演奏できたことが一番の収穫です。
終演後一緒にお写真を撮影していただきました、福田滋さん(写真左)のご紹介により、早坂文雄氏の次女、北浦絃子さん(写真右)と出会えたことで様々なことが進展し、トントン拍子に自筆譜にたどり着くことができました。

今後も更に早坂文雄作品の演奏をしていきたいですし、その他、邦人作品の演奏にも取り組んで行けたらと思っております。

なんにせよ、自分で決めて自分でやる。。。とは言っても毎回多くの方にお力添え頂き、影になり日向になり応援してくださる方々に支えられてやっと活動を続けていられる。。。その方々に報いるために、作曲家の遺した思いを伝えるために、もちろん現在生きて活躍している作曲家の皆様と観客のみなさんの橋渡しをするために、自分にできることは何なのか?音楽にできることは何なのか?私の役割とは。。。ということをじっくり考えつつ、少しずつ少しずつ地道に進んでいきたいと思います。

改めまして、いつも叱咤激励してくださる皆様、本当にありがとうございます。
また、次回の公演でお会いできますように邁進いたします。

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2016年

1月

05日

2016年始まりました

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2015年

12月

30日

2015年まとめ

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2015年

12月

14日

パイプオルガン

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2015年

10月

05日

写真撮影

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2015年

8月

29日

2つの大きなイベント終わりました

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2015年

6月

21日

東日本大震災被災地交流コンサート

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2015年

4月

08日

様々なご縁

すっかりご無沙汰してしまいました。
3月はバタバタと小さなコンサート、レコーディング、事務仕事に追われてブログの更新ができませんでした。。。


4月もあっと言う間に一週間が過ぎようとしています。いつもは暑くて他の月に比べて多少だらりとしている夏に今年はたくさんのコンサートがあります!!


最初の大きなコンサートは写真も掲載しましたこちら、フランスの国立オーケストラで活躍中の水中氏とのデュオリサイタルです。水中さんとはフランスで開催されている国際室内楽音楽祭で知り合い、以降、水中さんの一時帰国に合わせて学校公演など小さな演奏会でご一緒してきましたが、今回初めてホールを借りて本格的にコンサートをすることになりました。全て、チューバ、そしてチューバとピアノのために作曲されたオリジナル作品ばかりを集めたプログラムで私には未知の世界が広がっています。楽譜を読み、チューバと一緒に音を出す日を楽しみに練習に励んでいます。ぜひたくさんの方に水中さんの素敵なチューバを聴いていただきたいです。そして、私自身も初めての金管楽器とのリサイタルということで張り切っています♪

 このコンサートではフランスつながりで、いつか演奏したいと思っていたデュティーユの波の随意(まにま)にという組曲から数曲ピアノソロの曲も演奏予定です。


 そして、7月25日(土)には新習志野 茜浜ホールというところでクラリネット、ヴァイオリン、ピアノという組み合わせのトリオでのコンサートをすることになりました。
初めてのこの組み合わせ、ウィーンやドイツに長年住んでいらしたお二人との共演、今からとても楽しみです。3人でたくさんのアイデアを出し合っておしゃれなプログラムに決まり、こちらも顔合わせ&音だしが待ち遠しいです。詳細はまた後日お知らせいたします。


8月にはまだ日付は未定ながら、IDRS国際ダブルリード協会のアジアで初めて開催される総会(代々木オリンピックセンター)内でフランスから来日するトリオダンシュのグループの皆さんとの共演が予定されていて、フランス人とプーランクのトリオを演奏するという夢のような企画にドキドキしています。メンバーの一人、ファゴット奏者のフィリップ・ダヴィッド氏とは総会内のリサイタルでもご一緒する(このコンサートでは戸田邦夫作曲のファゴットソナタ、タンスマンの組曲など演奏予定です)ほか、8月23日(日)には千葉市の真砂コミュニティーセンターでのワンコインコンサートでもたくさんの楽しい曲を演奏します。


長々、宣伝してしまいましたが、この夏は本当に夢のような時間が待っている!!と思うと山積みになった楽譜を見ながらもついにやけてしまいます。。。実際は初めての曲ばかりで大変!!なのですが。


私の恩師、神野明先生が生前いつも「あなたは大器晩成型だから、10年後が楽しみだ!」とおっしゃっていて、大学の卒業演奏が終わった後にも、そして、その約10年後にリサイタル前に受けたレッスンの最後にも言われたこの言葉。。。当時は未だに成長していない自分を情けなく、先生に申し訳なく思ったのですが、今思うと、10年後、10年後と目指していつまでも成長していきなさいよ。という先生のメッセージだったのかなぁと思うのです。(良いように解釈しすぎかもしれませんが。。。)
他のバリバリ活躍しているピアニストの仲間、先輩、後輩に比べて私には足りないところがたくさんありすぎて、いつも必死、、、なのですが、こうして演奏の機会を頂けることに感謝して、一歩ずつ一歩ずつ、怠けずに自分のペースで進んで行こうと思います。

どこかのコンサートでお会いできたら嬉しいです♪応援、よろしくお願いしますm(_)m

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2015年

2月

23日

練馬区演奏家協会

この度、同門の先輩にご推薦いただき、練馬区演奏家協会の会員となりました!

素晴らしい演奏家の皆さんの集まりに加えていただき、本当に光栄です。

練馬に越してきて7年、練馬でも演奏活動をしたり練馬に大勢いる演奏家の皆さんと知り合うことができたら。。。と思い始めたところでしたので、このタイミングで入会することができ、とても嬉しいです。


練馬にはたくさんの思い出があります。

私をピアノの道に導いてくださった神野明先生の下でピアノを勉強できるようになった、小学校6年生の終わり頃から大学卒業以降もずっと、先生のレッスン場がある練馬に柏から通い続けました。

小学生の頃はベートーヴェンやバッハやたくさんの重たい楽譜を必死に運んで、バスに乗り、電車に乗りレッスンに通いましたし、中学生になると部活終わりにレッスンに間に合うように走りに走ってレッスンに行きました。高校生の頃は電車の行き帰りに受験勉強や試験の勉強をしていて集中しすぎて乗り過ごしたり。。。
練馬の駅に降り立った時のこれからのレッスンを思って武者震いするようなドキドキするような今すぐ逃げ出したいような、でも大好きな先生に会いたい。。。という複雑な気持ちは今でもはっきり記憶に残っています。

今はなくなってしまった先生のレッスン場から駅に向かう道を通ると、今でもドキドキします。先生がすぐそばで弾いてくださった音色の凄さに幸福な気分になる反面、自分の出す音の情けなさが悔しくて、、、。もう一回レッスン場に戻って、先生のピアノの音を聴きたいなぁという誘惑を断ち切るのに苦労したり、あるいは、レッスンで思うようにピアノが弾けず、逃げるように帰ったり。


また練馬の文化センターで毎年開かれた門下生のおさらい会では、先輩たちの演奏に息を呑み、いつか自分もあんな曲が弾きたいと憧れました。舞台に出る直前に客席からマイクを使って先生が一人一人紹介してくださる、その声の温かさに誘われるように、その声に背中を押されるように舞台に足を踏み出したことなどを思い出します。


練馬は私にとってずっと、先生が住んでいるところ、特別な街でした。
その同じ街に自分が住んでいることが今でも時々信じられなくなります。。。

そんな自分にとってすごく大切な場所で神野先生が設立された演奏家協会に入れていただき、身の引き締まる思いです。

私に何ができるのかわかりませんが、、、少しずつ前に進んで行けたらと思います。

練馬区演奏家協会



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2015年

2月

15日

代役

今日はオケ中ピアノを弾く妊娠中の先輩ピアニストさんにもしものことが合った時に備えて代役ができるように待機するという初めての体験。


曲はバルトークの「舞踏組曲」のピアノとヤナーチェクの「利口な女狐の物語」組曲のチェレスタ。とっても良い曲だけれど、初めて聴く曲で、特にバルトークは変拍子が多くて曲を把握するのがちょっと大変な曲でした。


ピアニストにとって、オケ中ピアノで最も大変なのは、普段スコア(総譜)を見ながら演奏することが圧倒的に多い私たちが多分最も苦手なパート譜を見ながら休符を数えるという作業。


オケ中ピアノやチェレスタを頼まれて真っ先にすることは、いただいたパート譜をスコアを見比べて、もし音源があれば音源を聴きながら自分のパートがどこで入るかの目印を見つけること。トライアングルが2回鳴ったら、とか特徴的なリズムが出てきたら、とかヴァイオリンのソロの後などの目印を書き込んだり、覚えたりしてオケ合わせに向かい、その稽古中に自分の居場所で聞こえてくる音と楽譜に書き込んだ音の誤差を直したり、指揮者によって変わるテンポや要求する音と考える。


自分が本番を迎える時には、この練習と本番の舞台での当日のリハーサル、少なくとも2回はオーケストラの人と一緒に音を出して自分の感覚を確かめることができるのですが、、、今日は、万が一の時の出番に備えているので、練習はなし。自分で一生懸命楽譜を読んだり、音源を聴いてイメージトレーニングを重ねて、、、本番直前のステージリハーサルで初めて指揮者の方の指揮を見て、オーケストラの音を聞き。。。もし、万が一のことがあればぶっつけ本番で演奏!ということになっていました。


幸い、ピアニストさんは何事もなく無事も演奏することができ、私もホッとしました。


そこで、思ったこと。

代役のために待機してるのって、自分が演奏する本番を迎える前より緊張する!!
そして、自分が演奏する時より良く勉強したかも。。。ということ。本番は客席で演奏を聴くことができましたが、譜面がなくても、ガイドがなくても自分がどこで音を出すかがわかるくらいしっかり曲を覚えていました。そんな自分にびっくり。

せっかく勉強したし、とても素敵な曲だったから、、、、いつかこのバルトークとヤナーチェク、オケ中で弾けたらいいなぁ。と思うのでした。
でも、今回は本当に貴重な経験ができて声をかけてくださった先輩に感謝です。

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2015年

2月

07日

白墨の輪

世田谷パブリックシアターで開催されている、オペラシアターこんにゃく座公演「白墨の輪」を観に行きました。
こんにゃく座の公演からはいつも元気をもらいます。


この演目のほんの一部分を座員さんのレッスンで伴奏したことがあって、とても素敵な音楽だったというのもあり、心に残っていましたので、いつにも増して楽しみに劇場に行きました。


人間の声ってすごいなぁ。こんにゃく座のメンバーの音楽を愛する気持ち、客席にいる観客にこれを伝えたい!というエネルギーの強さにはいつも勇気をもらうと同時に、自分のステージ、自分が音楽に取り組んでいる姿勢について背筋をただされるようで気が引き締まります。


また、明日から頑張ろうと身も心もホカホカと温かいというか。。。

熱い想いを胸に帰途につきました。

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2015年

2月

01日

上昇志向

大学の同級生で現在、映画音楽、ドラマ、CMの音楽作曲家として大活躍中の野崎美波さんが下北沢 SEED SHIPで開催したライブ、江草さんと野崎さんVol.2に行きました。

野崎さんの曲は何というのか、とても自然で空気中にいつもふんわり漂っているけれど、普通の人はそれが音楽と気づかないような、心地よい音をふわっと取り出せる作曲家で、これまでに何曲かフランスや日本のコンサートのために作品を書いていただいて演奏してきました。

今までなかなか都合がつかず、本人のライブ演奏は初めてだったので、ドキドキ、ワクワクしながら出かけました。

当日はほぼ全曲弾き語りの演奏でしたが、本当にふわっと自然な気負がない、でも、音楽への愛が溢れる演奏にとても癒されました。


この、公演ではもうひと方、江草啓太さんという素敵なピアニストで作曲家の方の演奏もあったのですが、、、また、この江草さんの演奏も心奪われる素晴らしいもので、彼の演奏、曲は音楽が生き生きと息づき、正に今ここで生みだされている、というものでした。

中でも、単純な上向系の音階を使ってどのような曲が生まれるか挑戦したという「上昇志向」という曲は単純だけれど、ただ単純なだけでなく、ご本人も演奏前のトークでお話されていたように、何だか元気の湧いてくる曲でとても心に残りました。


それで。。。。。


普段は絶対にそんなことしないのですが、終演後楽屋に彼を訪ねて、恐る恐る

「私も上昇志向 の曲を弾いてみたいのですが。。。」

と初対面にも関わらず、お話してみたのです。

そしたら、何とその場で、「では、この楽譜をどうぞ!」と楽譜をいただいてしまいました。

野崎さんに後でそのお話をしたら、江草さんも、今まで誰かに譜面をあげるなんてしたこともなく、気づいたら、どうぞ~と見ず知らずの人に譜面を渡してたんだよ~とのこと。


実は、いただいた譜面はメロディーとコードだけが書かれた譜面で、読めなくはないけれど、普段クラシックの譜面に慣れている私にとってはちょっと演奏の再現が難しくて。。。さらに図々しく江草さんにメールでご相談したら、「数日お待ちください」というお返事のあと、何と、きちんとコード譜を書き下した譜面を送ってくださいました。


もう本当に感激です!!

そして、演奏してみると、演奏している自分もどんどん元気になっていくノリノリの曲なのです。
これはどこかでご披露せねば。。。。ということで、本当に小さな小さな合唱団のおさらい会のような発表会の場でまずは演奏したいと思っています。

関係者以外のお客様がご入場できるのかまだよくわからないのですが、3月28日、14時から千葉市文化センターの6階、スタジオⅠで演奏予定です♪

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2015年

1月

28日

2つのプッチーニ


ご縁があって2つのプッチーニ作品に取り組むことになりました。

一つは、プッチーニが卒業制作として作曲したと言われているまだ20代はじめの作品「4声のミサ曲(通称:グローリア・ミサ)」そして、もう一曲はプッチーニ晩年の作品である、オペラ3部作から「ジャンニ・スキッキ」。このオペラはプッチーニ60歳の時の作品で、次作「トゥーランドット」が未完に終わったため、彼が完成した最後のオペラ作品となっています。


ミサ曲完成からジャンニ・スキッキ完成まで約40年。
全く別人の作品のようでもあり、かっちり定石通りに作ろうと努力したようにも見えるミサ曲にも、既にプッチーニらしさが顔をのぞかせていて、やっぱり同一人物の作品だなぁと思ったり、、、。
どちらも、オーケストラと声のために書かれている作品ということもあり、比較してみるといろいろ面白いです。

偶然にも同じタイミングでこういうお仕事を頂けると、いろいろ勉強になりますし、新たな発見があったり、人生について思いを馳せることができたり、とても面白いです。
どちらもやりがいのある曲。
完成を思い描きながら練習に励みます♪


私も40年後、、、こんな風に進化出来ていたらいいなぁと思いながら。

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2015年

1月

23日

新たな出会い


新年早々、素敵な出会いがありました。


翌日に本番を控えた合唱グループの最終稽古にお邪魔して、稽古のピアノを弾いてきました。


メンバーの半分はなんと翌日のコンサートに出演するために名古屋からやってきていました!!

練習したのは、オペラシアターこんにゃく座の音楽監督であった、林光さんと現、音楽監督の萩京子さんが作られたソングと言われる曲数曲と、萩さん作曲のオペラの一部分。

練習に参加されていたのは、みなさんアマチュアのメンバーだったのですが、少しでも良い演奏にするため、そして、自分たちの想いをどのようにしたら曲に載せて観衆に伝えることができるか、少しも妥協することなく、お互い意見を交わしながら少しずつ、形にしていく作業を間近で見て、音楽を愛する、歌を愛する、そして、その楽曲を愛するメンバーの熱い気持ちで胸がいっぱいになりました。

短い時間でしたが、たくさんの元気をもらい、自分が音楽の道を選んだ原点を思い出させてくれる素敵な時間となりました。
こういう時間、これからも大切にしていきたいなぁと思います。

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2015年

1月

16日

やっと出会えた!!

もうかれこれ5年近く譜面を探し続けていた曲があります。


早坂文雄さんが作曲された「秋」というとても素敵な曲です。

ピアニストの小川典子さんが録音されたCDでその曲の存在を知り、なんとかこの曲を自分でも演奏したいと、無謀にもCDの販売元、小川典子さんの所属している音楽事務所に問合せをし、楽譜を入手したいというお話をしたのですが、小川さんのマネージャーの方から、CD録音の際、使用した楽譜は返却してしまい、手元にない、、、とのお返事をいただき、それ以来もう楽譜は手に入らないだろうと半ば諦めていました。


しかし!紆余曲折、いろいろな方のお力をお借りして、ついに今日、その楽譜が保管されている「近代音楽館」に行き、その譜面を見ることができました。

私が前回ツテをたどって現代音楽館に問い合わせをした時にはちょうど現代音楽館が移転をする時期だったためか、早坂文雄の譜面はありません。。との回答をいただいていたのでした。


楽譜はマイクロフィルムに収められており、この写真の機械でフィルムを白い画面に写しながらリールを巻いて見ていくのですが、一つのリールに何十曲もの曲が収められているものもあり、探している曲にたどり着くまでドキドキしながらリールを回し続けました。

あと、ひと巻きかふた巻きしたら「秋」が出てくる。。。というところでしばし手を止め、深呼吸をしてゆっくりゆっくりリールを動かしました。



ついにその曲の譜面を見ることがかなった時には鳥肌が立ちました。

やっと会えた。言葉にするのはなんとも難しい嬉しいのだけれど、冒険が終わってしまったような寂しさもあり、、、でもやはり、嬉しい!


草稿譜、初稿譜もそのフィルムに一緒に収められており、その書き込みの多さ、走り書きのようなエネルギーがほとばしる筆致から作曲家がその曲に込めた想いが溢れでてくるようで、しばらくじっと譜面を眺めていました。


貴重な資料ということで即日その譜面を手に入れることはできなかったのですが、あと2週間もすればその楽譜が私の手元にやってくると思うと、ピアノで音を出す瞬間が待ち遠しくてなりません。


探していたこの譜面以外にも素敵な曲をたくさん発見し、あれもこれも。。。と欲張ってたくさん資料請求してしまいました。いつ、どこでこれらの曲をお披露目できるか。。。まだ決まっていませんが、その時には今日、楽譜と出会ったこの感動をも曲に込めて皆さんにお届けしたいと思います。

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2015年

1月

02日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

お正月気分に浸りつつ、穏やかに日々過ごしております。


今年も様々な新しい挑戦が待っています。そして、新しい人との出会い、新しい曲との出会い、様々なご縁を楽しみに、それらを大切に2015年も過ごして参りたいと決意を新たにしております。


昨年はブログの更新が滞り、たくさんの出来事があったにも関わらずほとんどお知らせできませんでした。。。
今年はもう少し心に余裕を持って、素敵なこと、楽しいこと、嬉しかったことをこちらに記録していけたらと思います。


いつもお世話になっている皆様方、本年もどうぞ変わらずよろしくお願いいたします。

そして、今年、新しく出会う皆様、今後も末永くお付き合いいただけますよう、感謝の心を忘れず、日々邁進してまいりたいと思います。


2015年もどうぞよろしくお願いいたします♪

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2014年

12月

10日

ラジオに出演しました

生まれて初めてラジオの生放送に出演しました。
NHKーFM千葉放送の「ひるどき情報ちば」という情報番組の千葉県出身の音楽家を紹介するコーナーで約20分に渡りアナウンサー、音楽評論家お二人の質問に答える形でおしゃべりをしてきました。
途中、4月のリサイタルから2曲、そして昨年2月の室内楽コンサートの中から1曲、ライブ録音の音源も放送していただきました。


放送が始まるまではものすごくドキドキしていたのですが、5分程度の事前打ち合わせ、そして、本番のスタジオでアナウンサーと評論家のお二人がとてもリラックスした雰囲気で迎えてくださったので、私も落ち着いてお話することができました。

なんだか生放送ということも忘れてしまいそうなくらい楽しくて、お茶を飲みながらいつまでも3人でおしゃべりしていたい!と思ってしまったほど。
本当に貴重な経験ができました。

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2014年

11月

16日

楽譜が出版されます♪

2012年1月22日に開催された『東日本大震災復興支援チャリティーコンサート〜ピアノよとどけ〜』(東神奈川かなっくホールにて)でのアンコール曲として内田祥子さんがアレンジしてくださった「Sing(カーペンターズ)」と「明日があるさ(坂本九、ウルフルズ等)」を8手連弾のメドレーが出版され、11月17日より発売開始となります。


この時、この曲の初演に携わらせていただいたことがきっかけとなり、先日の銀座ヤマハホールでの「魅惑の室内楽 Vol.2」のために素敵な素敵なアレンジをしていただくことができました。


この8手連弾の映像がこちら


そして、魅惑の室内楽で初演した シャンソン「枯葉」をめぐる四つの風景 の映像は

こちら


8手連弾の楽譜の購入ページはこちら


となっています。

どちらの曲もとっても素敵です♪是非ご覧ください!!

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2014年

11月

11日

魅惑の室内楽 終演

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2014年

4月

28日

リサイタルを終えて

邦人作品 解説中
邦人作品 解説中

4月25日、すみだトリフォニー小ホールにおいて7回目、そして初めてのリサイタルから10年目にあたる節目のリサイタルを無事に終えました。
お忙しい中ご来場くださった皆様ありがとうございました。
そして、当日会場の受付、裏方を支えて下さった皆様、ホールのスタッフの皆様も本当にありがとうございました。心強いサポートのおかげで演奏当日はとにかく演奏することのみに私は集中することができます。ありがたいことです。

 今回のリサイタルのテーマは作曲家が見ていたであろう風景を楽譜から読み取り、その色彩感、空気感を音で表現することでした。
プログラムも映像が思い浮かぶような曲として、ベルギーの作曲家ペーテル・ブノワの「物語と伝説」、ベートーヴェンのソナタ「月光」、ドビュッシーの前奏曲集より5曲、そして尾崎敏之氏による「ピアノの為の幻想的断片」を演奏致しました。

 特に、後半に演奏した尾崎氏の作品は5年前に亡くなられた私の恩師の為に書かれた作品ということもあり、自分の思い入れも強く、その後続けて演奏したドビュッシーと併せて、自分がそこに存在しつつも作品の中に入り込んでいるかのような不思議な感覚の集中力の中で演奏することができました。

 10年前には見えなかった楽譜の向こうの世界がほんの少し見え始め、作曲家がどのような音をどのような響きを求めていたのかをより深く追及していきたいと思うようになってきました。まだ、そのすべてを本番の舞台で表現しきるところまではいきませんでしたが、自分がこれから先進んでいくべき方向、自分がやりたい音楽、自分の欲しい音というものがさらに明確になった様に思います。

もちろん、反省点も多々あり、未熟な部分も多くありますので、その部分をしっかり補強しつつ、でも自分が信じる道にまた新たな気持ちで進んで行きたいと思っております。

 

 リサイタルから3日経過した今日、亡くなられた恩師のレッスンを受けている夢を見ました。でも、それは夢というにはあまりにリアルで目覚めてもまだそこに先生が弾いていたピアノの音の余韻、いつものレッスンと同じように隣で歌ってくださっていた先生の息遣いがありありと残っていました。
亡くなられてもまだ先生に心配をかけているんだなぁという情けなさと共にそれでもずっとずっと会いたいと思っていた先生に会えた喜びが入りまじり、しばらく涙が止まりませんでした。

 

 生前、先生はとても厳しいことも言ってくださいましたが、本番直前、そして本番が終わった後には決して否定的なことはおっしゃいませんでした。ここまで頑張ったんだからあとは舞台でどーんと構えて演奏してきなさい。と送り出してくださり、演奏が終わった後には、言わなくても自分ですべてわかっているだろう、とばかりにじっと目を見てうんうん、とうなずくだけでした。
今日の夢の中の先生は絶えず笑顔で、私が悩んでいた個所について細かく細かく教えてくださいました。そして、さあ、頑張れと背中を押されたような気持ちで目が覚めました。

 

 これまでもそしてこれからも温かく見守って下さる皆さんに最大の感謝をしつつ、これからも焦らず、でも地道にコツコツと研鑽に励んでまいりたいと思います。

 

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2014年

4月

13日

ある日すとんと腑に落ちること

すっかりご無沙汰している間にリサイタルまであと2週間を切りました。
今、リサイタルに向けて猛烈に練習をしています。
と言っても、、、朝から晩まで狂ったようにピアノを弾いているわけではありません。

 

でも、何をしているときでもリサイタルで演奏する曲のことを考えていて、

それは寝ている間にも私の頭から離れることはないのです。ある意味、私に

とっては受験やコンクールの頃より厳しい練習。。。かもしれないです。

 

そんな毎日を過ごしていた中でずいぶん昔に大学のレッスンで先生に言われたことが実感としてすとんと腑に落ちる瞬間がやってきました。

 

それは

 

欲しい音のためならステージの上で丸裸になったっていい。そう思って私はピアノを弾いているのだ。

 

という先生の言葉です。
はたしてどんな場面でどんな文脈で出てきた言葉なのかすら忘れてしまったのですが、急にこの言葉を思い出し、そしてその意味が本当に突然わかった!!のです。言葉ではうまく説明できません。

でも、本当に欲しい音のためなら。。。という先生の心境と先生が求めておられたことがわかったのです。
まだ、私はその境地にまで達することはできないかもしれません。

でも、今度のリサイタルでは、それに近い気持ちで演奏ができそうな気がしています。

 

私の大好きなその先生をはじめ、大巨匠たちの演奏は本当にイキイキとしていて、まるで今その曲がこの世に生み出されているかのよう。それはもう、作曲家と演奏者がその瞬間、一体となっているからに他ならない。。。頭では分かっていても実感として感じられなかったそのことがなぜか急にわかりました。

でも、今、私がわかったと思ったことも5年先、10年先にはあの時の考えはまだまだ甘かったと思う日が来るとは思います。でも、今私ができる最高の集中力と想像力を駆使して作曲家が欲しかった音を奏でたいと強く強く思う様になりました。まさに、欲しい音のためならステージの上で丸裸になったっていい。そんな心境です。でも丸裸にはなりませんが・・・。

楽譜の中から聞こえてくる微かな作曲家の声に耳をすませて、そして本番当日、一瞬でも作曲家と一体になることができたら。。。何か新しい世界が見えるかもしれません。

 

今はそんな気持ちでピアノに向かっています。

4月25日(金)19時より すみだトリフォニー小ホール にてお待ちいたしております。お時間ある方、ぜひ会場にお出かけください。

リサイタル詳細

 

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2014年

1月

28日

7回目のリサイタルに寄せて

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2014年

1月

03日

2014年もよろしくお願い致します

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2013年

12月

13日

あっという間に師走

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2013年

10月

12日

コンサートシーズン真っただ中

秋のコンサートシーズンが始まり、毎週のように様々なコンサートでピアノを弾かせて頂いています。
先週のサントリー小ホールでのボーカルコンサートに引き続き、昨日はモーツァルトが作曲した「コジ・ファン・トゥッテ」のハイライト版コンサートでした。

 

サントリーホールで演奏したシャブリエの曲は日本ではほとんど演奏されていない珍しい曲でフランス語の美しい音に茶目っ毛たっぷりの音楽がとても楽しく、お客様にも好評でした。また、ルルーが作曲した「ナイル川」という曲は雄大な河の流れを表すかのような曲で、ピアノの細かく流麗な音に滔々と流れるメロディーが歌われていく曲でした。サントリーホールの豊かな響きの中で歌とピアノの音が交ざり合っていく。。。という体験をし、ホールで演奏する醍醐味を味わうことができました。

そして、昨日の「コジ・ファン・トゥッテ」。学生の頃、一番苦手だったのがモーツァルトでした。聴いているととても美しく素敵な曲なのに、自分が演奏するとちっとも素敵にならない。。。それが嫌で仕方なかったのですが、ある時ふとモーツァルトを弾いてみたいという気分に駆られ、それ以来、あれこれと試行錯誤しながらモーツァルトの求めた響きを探っています。

「コジ・ファン・トゥッテ」はモーツァルトがきっと大好きだったであろう男女の恋愛についての喜劇で、曲の至るところにモーツァルトのいたずらが潜んでいます。それが見えてきてからの曲作りはとても楽しく、今回始めて手がけた作品でしたが、たくさんの収穫がありました。

 

本番当日、改めてモーツァルトの譜面をじっくり眺めていた時、ふと、大学時代の音楽学の講義を思い出しました。その日の講義は楽譜の成り立ちについて。先生が興奮気味にいかにして今の楽譜が出来上がったのかをお話されていたのですが、その時の私にはその先生の興奮が全く理解できていなかったのです。でも、昨日、モーツァルトの楽譜と対峙しながら、もし、楽譜がなかったら。。。何百年も前に生きていた一人の天才モーツァルトが頭に思い描いた素晴らしい音楽を現代の私たちが知り得ることはなかったのだ。。。と思い至り、あの時の先生の興奮をやっと理解することができました。

そいう思いで楽譜を見ると、あちこちからモーツァルトの声が聞こえ、心が見えるのです。「ああ、このモーツァルトの気持ちをお客さんに伝えたいなぁ」と思い臨んだ本番でした。

全て完璧にはいかなかったけれど、、、演奏しながら楽譜の中のモーツァルトに出会える瞬間があったことはとても貴重な体験です。
これから、楽譜の見方が更に変わりそうです。

まだまだ本番は続きますが、一つ一つの音、一回一回の本番を大切に真摯に音楽と向き合いたいと思います。

 

上記二つの公演にご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました。
そして、この二つの公演に出演する機会を下さった方、共演者にも感謝いたします。

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2013年

9月

10日

引っ越ししました

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2013年

7月

06日

懐かしいプラハの写真たち

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2013年

6月

30日

怒涛の6月まとめます

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2013年

6月

01日

気持ちを新たに

バタバタとしている間に6月に突入!

2013年もあっという間に6ヶ月目です。

さて、ブログを更新していない間に、様々な事がありました。

少しずつかいつまんで。。。

 

5月6日連休最終日、千葉駅そばの京葉銀行文化プラザという音響が素晴らしいホールで有志の団体が集まり「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」を行いました。私は3つの合唱団の伴奏と当日はじめましての指揮者とリハーサルなしで臨んだ合同合唱のピアノを弾かせて頂きました。当事者でない私たちにとってついつい過去の出来事。。。となってしまいがちですが、未だに仮設住宅で暮らし、明日の生活もわからず不安な思いで過ごされている方がいらっしゃるのだ、復興支援は今こそ必要なのだ、ということを思い出させて頂く貴重な一日となりました。今回集まった募金は千葉の旭市で仮設住宅での生活を送られているみなさん、特に子供たちへの支援のために寄付をするとのことです。

 

5月24日吉田恭子さんと「21世紀日本歌曲の潮流」というコンサートで浅井和夫さんの作品を演奏させて頂きました。中でも「雪おんな」という短くもとてもドラマチックな作品がお客様に大変評判で、演奏する私たちもこの日本的なテーマ、旋律・和声の曲に共感しながら演奏する事ができました。こういう素敵な日本の作品をこれからもどんどん発表し続けたいと願っています。

このようなチャンスを下さった浅井先生、そして快く共演して下さった吉田先生に感謝です。

 

そして昨日、世界的メゾソプラノ歌手であるオブラスツォワ女史のレッスンで伴奏をさせていただく機会を得、間近でオブラスツォワ先生の歌声、レッスンを聴くという幸せな時間を過ごしてきました。

先生のまとった温かいオーラに一気に緊張がとけ、先生の的確な指導に歌い手さんも私も音楽にどんどんのめり込み、気づいたらレッスン時間が終わっていた。。。というなんだか魔法にでもかかったような気分を味わいました。

 

身体のどの部分をどのように使うとどんな声がでるのか、ということをきちんと理論的に言葉で説明して下さる先生というのは稀有な存在だと思うのですが、オブラスツォワ先生の一言でどんどん声が変わっていく受講生の様子を見ていて、偉大な芸術家であると同時に素晴らしい教育者であるオブラスツォワ先生のレッスンは終始、驚きの連続でした。

レッスン終了後に、にっこり微笑みながら私の方を振り向かれて「ピアノの演奏も素晴らしかったわ」と言って頂き、予想外のもったいないくらいのお言葉に目眩がしました。

 

そんなこんなで充実した5月を送っておりました。

 

ここで重大発表!!というほど大げさなものでもありませんが。。。

6月1日より気持ちも新たにコミクストゥスジャパンからフォッシオーへと改名しすることになりました。それに伴い、またまた高校の同級生である書道家の道口久美子さんにおしゃれなロゴマークを作成して頂き、こちらのトップページでも本日よりお披露目させて頂いています。

 

そして、フォッシオーの第一弾の公演としてフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団のソロチューバ奏者である水中豊太郎(みずなか あつたろう)さんとコンサートをすることになりました。

チューバソロの演奏というのはなかなか聴く機会がないと思いますので、この機会にお時間ある方はぜひコンサート&トークの催しに遊びにいらして下さい。

 

一般に公開されます公演は6月11日(火)18時から 神田外語大学ミレニアムホールで行われます。

入場無料ですのでお気軽にお出かけ下さい♪

詳細はこちら→ Global Music Talk

 

色々な事を吸収しながら、これからもフルパワーで進んで参ります!

 

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2013年

4月

30日

動画アップしました

2月に開催しました「コミクストゥスジャパン第2回公演~魅惑の室内楽~」の公演

の模様をyoutubeに一部UP致しました。

http://www.youtube.com/playlist?list=PLwlDuS5EneEjbV8gJGLUt11rAfhYNkqo7

 

↑こちらからご覧いただけます。

当日のライブ感をお伝えするのは難しいのですが。。。

室内楽の魅力を少しでもお伝えできましたら嬉しいです♪

 

(家庭用のビデオカメラで固定したまま撮影したものですので、

音質、画像があまり良くない部分はご容赦くださいませ)

 

 

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2013年

4月

20日

究極のアンサンブル

4月14日、METT管弦楽団のスプリングコンサートでオーケストラのみなさんと共にフランス人作曲家ダンディの「フランス山人の歌による交響曲~オーケストラとピアノのための~」という曲を演奏しました。

 

この曲、作曲家自身がピアノコンチェルトではなくてあくまで交響曲というジャンル分けをしているのですが、でも表題にはわざわざ オーケストラとピアノのための と書かれている面白い曲です。

 

ピアノは華やかなソロ部分もありながら、オーケストラの一員としてのピアノパートという色合いの方が濃いように感じ、私は極限までオーケストラの音色に沿って、溶け込む演奏を目指してみたい、と思いこの公演に臨みました。

ピアノが最初に登場する場所では、オーケストラの大きな流れの中に完全に溶け込んだ中から少しずつ少しずつピアノの音が聞こえ始め、気がついたらピアノが旋律を奏でていた。という響きを目指し、木管楽器とデュエットする場面では敢えて、管楽器の柔らかい響きに寄り添い、弦楽器のピチカートと和音を作る部分では弦楽器の音に溶け込む。。。。というように、ピアノ一人が浮き立つのではなく、オーケストラと一緒に一つの曲、響きを形づくりたいと思ったのです。

 

ピアノコンチェルトを想像されたお客様にはちょっぴり物足りなかったかもしれません、、、でも、オーケストラ対ピアノではない、室内楽的な曲作り、響きをダンディは求めてこの曲をコンチェルトとはせずに交響曲としたのだと思うので、オーケストラと共にうねりながら音楽が進み、時にピアノがリードし、時にオーケストラが音楽を引っ張りながらそれぞれの楽器と対話しながら音楽が進んでいく面白さ、心地よさが少しでもお客様に伝わっていたら良いなぁと思います。

 

 

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2013年

3月

31日

家族

今年度、本日をもって私の父が40年務めた会社を定年退職する事になりました。

色々な思いがありますが、まずはこれまで私たち家族を守り、養い続けてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。そして、品質管理部、クレーム処置という会社の縁の下の力持ち的仕事、決して楽ではない仕事をコツコツと40年間続けてきた父に敬意を表したいです。

 

社長に頼りにされ、部下に慕われ、惜しまれつつの退職となる事、まだまだ働ける父にとって、この決断をするまでには様々な葛藤があったと思いますが、これからは新たな一歩を踏み出す父を心から応援していきたいと思います。

 

昨日、家族が集まり父の退職祝いをしたのですが、父の偉大さ、そしてそれを支えてきた母の力を改めて実感することとなりました。

まだ、父の半分も働いていない私、主人と新しい家族となってまだ5年。

両親の子供としてこの世に生を受けたことに感謝しつつ、両親には及ばないまでも、私たちらしい家族を主人と共に育んでいきたいなぁと決意を新たにしました。

 

 

 

 

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2013年

3月

01日

全てのプロジェクト終了

前回公演より約1年半に渡り準備を重ねてきましたコミクストゥスジャパン第2回公演、全プロジェクトが無事に終了致しました。

 

ここまでの長い道のり、支えて下さった全ての皆さま、当日会場に足をお運びくださいましたお客様、共演者、裏方スタッフのみなさんに心より感謝致します。

私一人の力では到底できない公演でした。そして、大変な思いをして開催して本当に良かったと思えた公演でした。

 

舞台の上では共演者のみならず、客席の空気までもが一体となる素晴らしい瞬間を体感できましたし、終演後に撮影したこの写真の笑顔からもわかるように、出演者全員がハッピーな気分になり、そして公演を聴いて下さったお客様をお見送りさせて頂いた際の笑顔からも心から音楽を楽しんで下さった様子がわかり、音楽の神様ミューズに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

もちろん頂きました様々なご意見、ご感想は今後に生かすべく真摯に受け止め、良かった面を伸ばしつつ、足りなかった部分については事務的な面も含め再検討し更に良い公演、更に良い音楽を求めていきたいと思っています。

 

2011年日本でのデュオコンサート終了直後から始まった室内楽プロジェクト。

助成金を受けるための書類づくりから始まり、各企業への協賛の呼びかけ。全て音楽家の私には未知の世界の出来事で、そのたびに様々な方からのご助言を頂き、お力添えを頂きました。世界的に室内楽のコンサートというのは集客が難しく、また、今回のように新作初演曲が含まれるコンサートというのはなかなかその意義を理解して頂くことが難しく、その面では大変苦労しました。

 

しかし、今回はルブロワ氏を中心として本当に素晴らしい共演者に恵まれ、リハーサル2回、本番2回という短い時間ではありましたが、濃密な時を共にし、手前味噌ではありますが、その成果が舞台の上で見事に花開いた公演だったように思います。本番にかける意気込み、集中力、音楽への熱い想いが相乗効果となり、共演者から多くの事を学びました。

 

室内楽の魅力を知らせていくというこの活動には今後も一生の課題として取り組んでいきたいと思っています。何より、私自身がこうして素敵なメンバーたちと舞台の上で楽器を使って会話ができる室内楽が大好きだし、まだまだたくさん埋もれている素晴らしい作品を知りたい!ので。

 

今回のプロジェクトでは皆さまにお聴き頂きました、千葉と東京での2公演のコンサート以外に、ドルチェ楽器さん主催によるルブロワ氏のファゴットマスタークラス&ミニコンサート、音大生や既にプロとして活動をされているのみなさんやアマチュアの方への個人レッスン、アマチュアオーケストラの木管メンバーのグループレッスンが行われました。

 

これらを通じて、ルブロワ氏が考えるフランス式バソンの流れを汲む、しっかりした発音、しゃべるように紡がれていく音楽の作り方を多くのみなさんにご紹介することで、私自身も学ぶところがたくさんあり有意義な時間を過ごすことができました。

 

ルブロワ氏が言うには、フランスでもすでに古き良き時代のまるでフランス語をしゃべるかのように楽器を扱うことを目指す奏者は減ってしまっている。。。とのこと。彼が使用している楽器はモースマンというドイツで製造されている楽器ではありますが、彼が演奏するとまるでバソンを演奏しているかのように、発音がクリアになり、PPPPの本当にささやくような音でも芯を失うことなくコントロールされています。それを支えているテクニック的なこと、考え方、フィンガリングやリードの扱い方に至るまで全ての知識を余すことなく伝えたいという彼の思いが通じて、どのレッスンも白熱したものとなり、、、。

しかしそれでも、今回のルブロワ氏の10日間の滞在ではお伝えしきれなかったこと、演奏しきれなかった曲、やり残したこと。。。がまだまだあります。

ここを次の新たなプロジェクトの出発点としてまた頑張っていきたいと思っています。

 

どうぞ今後とも応援よろしくお願い致します!!

 

 

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2013年

2月

10日

室内楽への想い

コミクストゥスジャパン第2回公演、千葉での公演まであと10日を切り、カウントダウンが始まりました。いよいよ今週末にはルブロワ氏がフランスから来日し、翌日より丸二日間メンバーみんなでリハーサルを重ね、当日のステージリハーサルを経ていよいよお披露目となります。

 

素晴らしいメンバーと数々の素敵な曲を演奏できることがとても楽しみで今からわくわくしています。

 

今日はなぜ私がこんなにも室内楽に魅了されるのか、私が理想とする室内楽のコンサートとはどんなものだろう?ということを考えてみたいと思います。

 

私の最初の本格的な室内楽体験と言えば、中学生の頃、友人に誘われて参加した管打楽器ソリストコンテスト?(正式名称はよくわかりませんが。。。)の木管部門でフルートとクラリネットの友人と共演をしたことです。放課後や休み時間に一生懸命合わせをして、本番に挑みました。

当時、指導して下さった音楽の先生は私の事を伴奏者さん、伴奏者さんと呼び、ソロ楽器の影に隠れて静かに演奏する事を求められましたが、途中ピアノに出てくる素敵なメロディー、ジャズ風にアレンジされたピアノのベースラインの面白さに心がウキウキし、子供心に、ここは私が自由に演奏するところ。。。と本番では思いっきり良く演奏をしました。私がノルと相手もノッテくるという快感。特に考えたことはありませんでしたが、今思えば、あの時の体験が私に室内楽の面白さを開眼させたのだと思います。確か、金賞だか銀賞だか、、、何か賞を頂き、後日そのコンテストの審査員から頂いた講評には、ピアニストのサポートが光っていました。との一文があり、とても嬉しかったのを覚えています。

 

私が室内楽、アンサンブルに魅かれてやまないのはこの中学生の時の楽器を通じて二人の心が通じ合った瞬間、その瞬間をお客さまと共有しているという肌感覚のようなものが忘れられないからなのだと思います。

 

私が求めている室内楽の理想の姿、、、、というのは、ある曲からそれぞれが感じた思いを楽器を通して表現する。その相手の気持ちを汲んで楽器を通して自分の思いを伝える。その繰り返しののち、クライマックスに向けて奏者の心が一つになっていく。そして、その過程全てをお客様と共有していくこと。

舞台の上だけで盛り上がるのではなく、上手く言葉にはできないけれど、「この曲のこの私のメロディー素敵でしょ」「うんうん、嬉しそうに歌ってるな」「さあ、次はあなたのソロよ」と出し合うパス、サインをお客様に向けても放射する。

 

本当に素敵な室内楽の公演に行くと、自分もその曲の中に参加しているような気分になってきて、「うんうん、私もそう思う」「今のメロディー好き!」と舞台の上の人と会話できるようになる。

 

そんなコンサートがいつかできたらなぁ~と思いながら日々研鑽に励んでいます。いくら一人で練習を積んでも、アンサンブルの合わせをしても、これだけは本番の舞台で場数を踏まなければわからないこと。だから、こうして素敵なメンバーと共演できる私は幸せ者だなぁと思うのです。

 

室内楽のコンサート。。。というと敬遠されてしまうことも多いのですが、ソロよりも刺激的で、オーケストラよりも繊細。奏者一人一人の思いが一つになってしっかりお客様の心に届く。そんなコンサートにしたいなと思っています。

ぜひ会場に足をお運びの上、ご自分の目で耳で室内楽の魅力を感じて下さい!

 

公演情報はこちら

 

 

 

 

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2013年

2月

01日

真のプロフェッショナルとは?

ついに2月!

フランクの来日まであと3週間を切り、公演準備も慌ただしくなってきました。

 

今回公演を行う2つのホール、千葉市生涯学習センターホールと津田ホール

へ行き、ホールスタッフさんと当日の進行、照明などについての打ち合わせ

をして感じたこと。

 

どちらのスタッフさんももちろん自分のホールのことに精通していて、親切。

 

でも、、、、

 

一方のスタッフさんは、全て待ちの姿勢。私が尋ねることには何でも即答

してくれるし、こうやりたいということには何でも対応します。という。

プロとして、ここまでは当たり前だと私は思うのです。

 

もう一方のスタッフさんは、更に先を行き、私が一つ質問するとそれに付随

する情報もさりげなく伝えてくれる。私がやりたい事を伝えると、そしたら、

こんな方法やこんな使い方も考えられますね。と更に素敵な案を提示して

くれる。

 

私は裏方の事に関しては素人なので、私の頭で想像できる範囲というのは

これまでの経験に基づいた事しかなく、新たなアイデアというのも、どこかで

誰かがやっていたのを観て、知っていることしか思いつかなかったり、

やりたい事あっても、どのような方法でやれば良いのかが分からなかったりする

ので、後者のようなスタッフさんに出会うととても嬉しいし有難い!!

素敵な舞台を作るためにホールスタッフではあるけれど、この公演の一員として

参加しますよ。という表明に思えるから。

 

前者の方ももちろんプロとして、公演を支えて下さるという安心感はある

けれど、あくまでお手伝いしますよ。という一歩後ろに引いた姿勢を崩さない。

 

私は常に後者の方のような姿勢でいたい、と思っています。

 

何か一つのものを作り上げるときには関わる人がすべて100%以上の力で

臨んでこそ、新しい何かが生まれると思っています。自分にできることは

何か、今この瞬間しか関わる事がない仕事であっても、この瞬間に自分が

でき得る最高の事をしていきたい。。。です。

 

運のいいことに、今回の打ち合わせ、後者の方と先に打ち合わせをして、

たくさんのアイデアを頂き、更に自分でそれを練った状態で前者の方と

打ち合わせをしたので、どちらの舞台も素敵な公演になりそうです♪

 

2月19日千葉公演、2月22日東京公演ともチケットまだまだ販売中です!

お時間ある方いらして下さいね。

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2013年

1月

20日

最後の曲、ついに完成!

2月の公演、ステージ最後の曲のアレンジを友人の作曲家に頼んでいました。

当日のお楽しみ♪♪のために詳しくはここに書けませんが。。。

その曲がついに今日、完成して楽譜が届きました!!
これで本番の演奏曲全ての楽譜がそろい、昨日夜中(3時過ぎ。。。だから

もう、ほとんど今日か。。。)にプログラム原稿も書き終え、

いよいよ、フランクの来日まであと一か月を切り、公演の事務的準備も、

演奏の準備もラストスパートの体制に入りました。

 

ここからの1カ月がいつも時間との勝負。やる事は山積みで、家に籠って

練習したいけれど、外に出て行って公演の宣伝もしないといけない。

練習したいけど、事務的な書類書きとかスケジュール作りとか、演奏メンバーや

お手伝いして下さるスタッフさんへの連絡も密にとらなければならない。

こうなってくると、どうしても睡眠時間を削らざるを得なくなり、結果、

最後は

体力勝負に。う~ん。演奏にだけ集中していけたらどんなに良いか、、、と

思いつつも、こうして人と接したり、事務手続きを通して、社会とつながって

いると思うと、世の中無駄なことは何にもないのかもしれない、、、とも思うのです。こんなことでもないと、お勤めしてない自由業の私は世の中のことを全く知らずに過ごしてしまうので。。。

 

そんな中、本日、ハンガリーからいらしているリスト音楽院の教授のレッスンを受けてきました。
一年ぶりのレッスン。
毎年レッスンしていただく曲は様々ですが、目的は自分の音楽作りの方向性が間違っていないか、テクニックが崩れてきていないか…を冷静な目で見て、聴いて指摘していただくため。

自分の演奏を自分で律することは大切ですが、まだまだ私の知らないこと、気づいていないことがたくさんあるので少しでも成長したくてレッスンを受けています。

そして、今日のレッスンでは今までの中で一番嬉しいお言葉を頂きました♪

「あなたの楽譜の読み方は間違っていないので、後は今日学んだ新しいテクニックの精度を上げて、冷静な耳を忘れないこと」

楽譜の読み方…ここ最近急に楽譜がクリアに見えるようになってきていて、過去に取り組んだ曲、以前レッスンで指摘されていた事が良くわかるようになってきていたので、それが独りよがりでなくて良かった!!という安堵と、これで新作も自信をもって演奏できるという喜び。

そしてもうひとつ、今まで必ず何ヵ所か指摘されていたテンポの崩れやルバートの不自然さを今日は全く指摘されず、テンポの変わり目の繋ぎ部分で、「指示がないのにこんなに揺らして大丈夫かな?」と少し心配だった箇所などは

「パーフェクトな運びだ!!」

とか

「それは素敵なアイデアだね♪」

と言って頂いたこと。

頑張って良かった~。
悪い癖も時間をかけてじっくり取り組めば治るのだなぁと実感。

これも生徒にレッスンしたり、合唱団で伴奏したり、指導したり…とアマチュアの方たちに如何に伝えるかを日々研究している賜物かも。

そういう環境を与えていただいていることにも感謝です。

あと一月。気を抜かず更なる高みを目指して頑張りますo(^o^)o

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2013年

1月

19日

聴衆に伝えるということ・・・

昨日は私がフランスで初演し、レコーディングもさせていただいたピアノ曲が弦楽四重奏に生まれ変わって発表される…と言うことで、現代音楽のコンサートに行ってきました。

一昔前のような、偶然性を追求している、私にはどうにも馴染めなかった音楽は最近ではあまり作られていないようで、どの曲も作り手の気分、心が見える素敵な曲でした。

しかし、自戒の念も込めていくつか気になったことが…。

ひとつの作品を聴衆の前で演奏する時、その曲に魂を吹き込む作業を怠って、ただ楽譜に書かれた音を鳴らすだけの演奏ほどつまらないものはない…と言うこと。

聴衆に伝える為には、その曲から作曲家のメッセージを読み取り、そこから自分が感じ取ったことを音で表現してはじめてその曲に命が宿る…という大切なことを改めて実感しました。

また、演奏するために息を使わない楽器、ピアノや弦楽器・・・を演奏するときの息づかいの大切さと難しさ。その曲に見あった息づかいは必須で、息づかい、間、だけでその曲の印象は全く変わってしまう…という怖さにも気付かされました。

管楽器や歌の場合、息づかいが曲に見合っていなかったり、失敗すれば、上手く音がでない。。。など自分で間違いに気付きやすいけれど、息を止めてでも演奏できてしまうピアノや弦楽器では音楽が自然に流れない原因を息づかいのせいだとは気がつきにくいものなのです。本当は音楽を奏でる上で、楽器が何であろうと自然な息づかいがとても重要なのに。。。


人の演奏を聴くというのは、本当に勉強になります。

でも、本当に本当に素晴らしく、素敵な演奏に出会ったときには頭の中は空っぽ、心がホッコリ暖かくなるもの。。。そういう演奏を目指したいなぁ~と思いながら帰路につきました。

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2013年

1月

16日

ホール打ち合わせ

新年明けてあっという間に2週間。

コミクストゥスジャパンの公演まであとほぼ一か月となりました。

一昨日の東京の大雪がまだあちこちに残る中、今日は千葉公演を

行うホールの技術スタッフの方との打ち合わせに行ってきました。

 

今回、メインとなるフランス人作曲家に書き下ろして頂いた新作の演奏の

際に、ちょっとした演出を試みよう。。。と思っているのですが、うまい

具合にアイデアがまとまらずにいました。

 

しかし!今日のホールスタッフさんとの打ち合わせでイメージがすっきり

まとまり、千葉公演では素敵なステージができそうです!

東京公演は東京公演でまた改めてホールの方と打ち合わせをしなければ

ならないので、同じ演出ができるかどうかわかりませんが。。。

千葉公演にいらして下さる皆さんはお楽しみに♪

 

6000枚刷ったチラシもあっちこっちにたくさん配り、ほぼなくなり

ました。ご案内送った数、封書でざっと600通!!良く頑張ったなぁ。

 

まだチラシ、少し残っています。

チラシだけでも見てみたいという方、喜んで送らせて頂きますので、ぜひ

お問い合わせフォームにその旨お下記の上、送り先住所をお知らせください。

チケットも絶賛発売中です。

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2013年

1月

01日

あけましておめでとうございます

皆さま新年あけましておめでとうございます。

今年はいよいよコミクストゥスジャパン第二回公演を開催します。

 

初心を忘れず、音楽を愛し、音楽に愛されるようにたゆまず邁進していきたいと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

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2012年

12月

28日

ドキドキわくわくの新作音出し会

いよいよ年の瀬も押し迫ってきました。

そんな中、コミクストゥスジャパン2月公演で演奏する新曲の音出し会を決行しました。

 

今回の公演では、野崎美波さん作曲の「午後の光と影」とジャン・ルイーズ プティ氏作曲の「渦巻く恐怖」の二曲を初演する事になっています。

プティ氏の曲は今回の公演で初めてお披露目となる曲で、音源も全くありません。譜面を見ただけではどのような曲になるのかなかなか想像しづらい部分があり、ルブロワ氏来日の前に友人のファゴット奏者に代奏してもらい、演奏してみることにしたのです。

 

誰もまだ音にしたことのない新曲を作りあげるというのは難しいことですが、

何の雑念もなく、純粋に譜面と向き合って作曲家の声を聴きだすのはとても楽しい作業でもあり私は大好きです。しかし、その反面、その最初の演奏で聴衆が受けた印象でその曲に対する評価が決まってしまうため、重い責任も背負うことを覚悟して臨まなければならない、といつも以上に気持を引き締めて取り組んでいます。

 

音出し会では、まだメンバー皆が手探り状態でしたが、実際に音を出してみて、楽器や声を通してそれぞれメンバーが感じたことを交換し合うことができ、とても有意義な時間でした。後はルブロワ氏が来日する2月までそれぞれの中で曲を成熟させ、さらにそこにルブロワ氏のファゴットで新しい風を吹き込んでもらう事でもっともっと素敵な曲になりそうな予感です。

 

一人黙々とピアノに向かい、一人静かに譜面を通して作曲家と対話する時間もまた演奏家の醍醐味ではありますが、その成果を持ち寄ってさらに高みを目指すことのできる仲間がいる室内楽はまた違った面白さがあり、だから止められない。。。といつも思うのです。

 

公演まで後2カ月を切りました。公演情報はこちら

ポスターやチラシもいろいろな場所に置かせて頂いております。

もしもご興味持って下さいましたらこちらまでお問い合わせください♪

 

 

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2012年

12月

13日

日ロ協会主催クリスマスパーティー@ロシア大使館

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2012年

12月

06日

いよいよ本格始動

 すっかりご無沙汰している間に季節は秋を通り越して冬。。。今年も残りわずかとなりました。そんな中、来年2月のコミクストゥスジャパン第二回公演に向けていよいよ本格始動です。

 演奏者の変更というハプニングもありましたが、たくさんの方々のご協力により新たに素晴らしい奏者を迎えることができ無事予定通りに公演を行えることになりました。

 チラシも刷りあがり、12月1日からは東京公演のチケットの販売がイープラスで開始され、12月8日からは千葉公演のチケットが千葉市内の各ホールなどで販売開始となります。

 昨夜は忙しい日本の共演メンバーの予定が奇跡的に合い、4人全員フルメンバーで顔合わせ兼打ち合わせの食事会をしました。場所は昨年ルブロワ氏が来日した際にコンサートの打ち上げをした「トルコ料理屋」さん。変わらず素敵な内装と落ち着いたお店の雰囲気、しつこすぎず、さりとて放ったらかしにはしない目配りの行き届いたサービスを提供してくれるトルコ人の店員さん。目で見て、食べて・・・・五感全てを楽しませてくれるいろいろな料理を食べながら、演奏曲の話、ルブロワ氏が来日してからのスケジューリング、リハーサルについてetc.という真面目な話から、音楽業界の面白話、あり得ない体験談、果ては結婚について!と初対面とは思えない盛り上がりを見せ、お酒は一滴も飲んでいないのにメンバーみんながハイテンションの一夜でした。

 話の端々に感じられるみんなの音楽への愛に私は嬉しくて嬉しくて、こんな素敵なメンバーと一緒に音楽づくりができるなんて幸せだなぁ~。と温かい気持ちでいっぱいになりました。

 きっと素敵なコンサートになる!そんな予感を抱えつつ、さて、いよいよコンサートに向けて本気で練習しよう。と改めて気合いを入れ直しています。

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2012年

10月

28日

共に成長すること

前回の日記よりずいぶん間が空いてしまいました。

この間、渡仏しアングレームで開催された「第4回コミクストゥス国際室内楽フェスティバル」に出演してきました。

その模様についてはおいおいこちらにもUPしたいと思いますが、本日のお題は常任ピアニストにして頂いて今年で4年目を迎える「東京合唱団」のお話です。

 

昨日、フランスから帰国して初めて、約1カ月ぶりに東京合唱団の稽古に行きました。指揮者の前田先生とお会いするのは強化練習以来なので約2か月ぶり。コンサートの本番も近づき、いよいよ大詰めの時期です。

 

宗教曲を多く取り上げる東京合唱団での伴奏は私にとってはお仕事であると同時に貴重な勉強の場でもあります。私よりはるかに長い合唱歴があり、宗教曲を何十曲とレパートリーとして持っている団員のみなさんから教えられることも多いですし、素人のみなさんにわかりやすく、、、と工夫をしながらヴォイトレをして下さるトレーナーのみなさんの発声術もとても勉強になります。

 

そして、何より長年ドイツのオーケストラで首席チェリストを務められていた前田先生のオーケストラの立場から、指揮者の立場から、弦楽器奏者としての立場からのご指導からは音楽を多面的に見る、という新たな勉強の仕方を学んでいます。

 

最初の1年目、ラテン語の読みも怪しく、ついていくのに必死でした。

2年目、団員のみなさんの顔をやっと見られような余裕ができました。

3年目の昨年はバッハのロ短調ミサという大曲に挑み、私も団員のみなさんも大きな進化を遂げた一年となりました。

4年目の今年はここまで強化練習と昨日の稽古の2回きりしかまだ前田先生とご一緒していないのですが、ただただ学ぶという姿勢ではなく、いろいろは技を盗みながらも今まで自分が得てきた様々なものを稽古の中でアウトプットする事を心がけています。

 

ヴォイトレの先生方、前田先生、団員のみなさんが求めるより一呼吸早く必要としていることを察する。とても集中力がいる作業ですが、そのことで稽古がスムーズに進み、より深く、一歩先の音楽作りができたら。。。と思うからです。

 

伴奏、と一口にいっても奥が深く、まだまだ学ぶことは多いですが、一回一回の稽古での時間を大切に、合唱団のみなさんとともに成長していきたい!と思っています。

 

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2012年

8月

14日

再びこんにゃく座

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2012年

6月

17日

川本伸子ソプラノリサイタル

学生時代からお世話になり、卒業後もずっとコレぺティトゥアや伴奏者としてご一緒させて頂いているソプラノの川本伸子先生のリサイタルまであと1ヶ月となりました。

 

    川本伸子ソプラノリサイタル

    

      日時:7月16日(月)16時半開場 17時開演

      会場:津田ホール

      出演:ソプラノ 川本伸子

      ピアノ  花岡千春

      フルート 青木美咲

 

      チケット:全席自由 4000円

 

 

まずいくつか訂正とお詫びが。。。

当初予定していた開演時間が18時半から17時へと変更になりました。

(こちらに掲載中のチラシでは18時半になっておりますし、一部の方には18時半と書かれたチラシや御招待状が発送されてしまっているそうなので、くれぐれもお間違いのないようにご確認下さい)

 

また演奏を予定しておりました新作の一人歌芝居「泣いた赤鬼」を今回の公演では発表しないことになりました。何カ月もかけて稽古を重ねてきたのでとても残念なのですが、この曲は青鬼から届いた手紙を中心に物語が進むというスタイルを原作からそのまま引き継いで作詞・作曲されています。そのため、五線の真ん中より下、更には下加線までの音域が中心の語りの音楽になっています。

ソプラノで歌うには低すぎて少し大変な音域なのですが、鬼らしさを演出するためにはあまり高音で歌っても迫力が出ず、作曲家が指定した音域がやはり妥当なものだという結論に達しました。

 

今回リサイタルを開催する津田ホールは音響がとても良いホールではあるのですが、ソプラノ歌手がこれだけの低音域を歌い続けるにはかなり負担があり(もちろん低音も良く鳴らすことができる先生にとっては歌う事は可能なのですが。。。)また隅々のお客様にまで言葉が聞き取れないことには一人歌芝居の意味がない。。。という事で、急遽曲目を変えることになりました。

 

この泣いた赤鬼は一度聴いたら忘れられないような素敵なメロディー満載の曲ですので、いつかもう少し小さな会場で低音をしっかり鳴らしても他の曲に影響が出ないようにプログラムを組み直して、そっと物語を子供に聴かせるように歌ってみたい、、、とのことですので、その時を楽しみにお待ち頂ければと思います。

 

そんなわけで、今回のプログラムは

 

峯陽 作詞/玉井明 作曲    一人歌芝居 「王子の狐」

峯陽 作詞/中島はる 作曲   京都に寄せる四つの歌 全曲 

山下千江 作詞/中島はる 作曲 じゃがたら文 (ピアノ・フルート版)

 

となりました。

 

王子の狐は古典落語をもとにつくられた新作で人間と狐の化かし合いが面白おかしく描かれています。

京都に寄せる四つの歌は京都の四季を歌ったもので、京都出身の先生のために作曲された曲です。ピアノ伴奏もとても美しく、時折り京都弁が飛び出す素敵な曲です。

そしていつも十七弦と尺八で演奏されてきたじゃがたら文を今回は初の試みでピアノとフルート版でお送りします。また新たな曲の魅力が発見できることと思います。

 

いくつになっても舞台に立つと少女のような初々しさ、チャーミングさを保ち続けている川本先生は私の目標です。

たくさんのパワーをもらえるコンサートになると思いますのでお時間ある方はぜひぜひお出かけ下さい♪

チケットはこちらまでお申し込み頂けましたら手配致します。

 

 

 

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2012年

6月

03日

こんにゃく座

4月のリサイタル、5月のマスタークラス伴奏とバタバタしながらも充実した毎日を過ごす中、もうひとつ更なる挑戦をしていたことがありました。

 

10数年ぶりに履歴書を書き、オーディションテープを作り、ドキドキしながら応募したのは、こんにゃく座のピアニスト。

有難いことに採用して頂き、昨日初めてのお仕事、まだ入座して日が浅い座員さんのレッスン伴奏に行ってきました。

 

緊張しながら向かった稽古場でしたが、座員の方の音楽に向き合うまっすぐな心、素晴らしい指導に魅せられて気がつくと私自身も音楽にのめり込みアッという間に3時間が過ぎてしまいました。

「まず心が動いてそれに身体がついていく」

という当たり前だけれどとても難しい課題を乗り越えようとしているレッスン生のみなさん。

 

頭で考えることも大切だけれど、理屈ではなく心にあることがストレートに自分の中から出ていく、それをいつでもだせるようにするための訓練。そしてそれが確実にお客様に伝わるための技術を身につけること。レッスンで繰り返されたことは当然ながらすべてピアノ演奏にも通じることでした。

 

 

楽譜に書かれたある音がその音であって、その長さで、その大きさで、その音色である必然。それを表すのに必要な身体の動き。それを心の底から自分で納得すること。納得したことが人に通じるように表に出すこと。。。

 

久々にピアノを通して自分の心が解放されていく充実感を得ました。

今はこんにゃく座で新たな自分に出会える予感にドキドキ、ワクワクしています。

座員のみなさんのパワーをもらって一緒に少しずつ成長していきたと思います。

 

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2012年

5月

14日

神経を研ぎ澄まして

今日はルイーザ先生のマスタークラス伴奏、第二回目でした。

今回も目から鱗の連続の素晴らしいレッスンに触れることができ、お仕事しながらとっても得した気分です。

 

もちろんレッスンはすべてイタリア語で行われているのですが、私自身、イタリア語からはずいぶん離れてしまっていたし、もとから初級レベルしか勉強していなかったので、初日は先生の言葉に即座に反応できるかどうかとても不安でした。

しかし、たいていは音楽のことを話しているということとレッスンを邪魔しない素晴らしい通訳さんと数時間一緒に過ごしているおかげで通訳なしでも8割方先生のおっしゃっていることが理解できるようになってきました。

 

 

私の場合、英語でもフランス語でもそうなのですが、知っている単語は驚くほど少ない。。。と思うのですが、何となく相手の言いたいことが勘でわかってしまうみたいなのです。

昨年コミクストゥス室内楽フェスティバルに出演するためにフランスに滞在していた時にもフランス人の共演者たちに、私がちっともフランス語をしゃべれないのに、相手の言う事はほぼ理解していたので「ユキコはものすごく強力なフランス語に対する第六感を持ってるんだね!!」と驚かれました。もちろん、音楽以外の難しい話などはお手上げでしたが。。。

 

 

本当に伝えたいことを持って話をしてくれる人の言う事は神経を研ぎ澄ましていたらわかるのだと思います。

 

 

ピアノを弾くという事も同じで、作曲家が何を伝えたかったのか神経を研ぎ澄まして楽譜から読み取り、自分は観客に何を伝えたいのかを強く強く想わないといけないのだと今回のマスタークラスの伴奏をしたことで改めて実感しています。

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2012年

5月

12日

マスタークラス伴奏

今日はイタリアから来日中のソプラノ歌手、ルイーザ・ジャンニーニ(Luisa Giannini)先生のマスタークラスで4人の歌い手さんの伴奏をしてきました。

 

一人ひとりの生徒の問題点を即座に見抜き、それぞれに合った解決法、練習方法を提示し、メンタル面のケアもしながら短時間で的確に指導していく、神業のようなレッスンでした。一人に与えられたレッスン時間はたった50分。

しかし、その50分でどの歌い手さんも見違えるように成長していました。

 

私が伴奏した最後の歌い手さんのレッスンで、先生がプッチーニの「つばめ」というオペラのアリア「ドレッタの夢」のほんの一節を歌った時のこと、そのあまりの素晴らしさに受講した歌い手さんが思わず泣き出してしまう。。。という場面がありました。伴奏していた私も鳥肌が立つような素晴らしい瞬間で、人の声の持つ力の凄さを実感しました。

 

先生が発した、その時の一声から先生の温かいお人柄、一音一音にかける思い、、、ありとあらゆるものが私の心にダイレクトに飛び込んできました。

 

 

レッスンでどの受講生にもおっしゃっていたことは、しゃべるように歌うこと、自然な呼吸法がいかに大切か、ということ。

「正しいブレスをとること、それで歌うという仕事の8割は完了しているのですよ。」という先生の言葉が特に印象に残りました。

 

自然な身体の使い方、自然な呼吸。ピアノの演奏にも通じる大切なことだと思います。

しかし、意識して自然な状態を保つというのもまたとても難しいことなのです。

 

 

人間的にも本当に素晴らしい先生のレッスンで伴奏する機会を得られたことに感謝して、あと2日、残り8名の伴奏もしっかり務めたいと思います。

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2012年

4月

28日

初めまして

みなさま、初めまして。

この度、コミクストゥスジャパンの公式ホームページを作成することになり、いろいろな方に手伝って頂きながら、手探りでページ作りをしています。

 

音楽が好きな方、ピアノが好きな方、室内楽が好きな方、フランスに興味があるという方はもちろん、何となくこのページに来てみた。。。という方にも音楽の楽しさ、私たちの活動のことをお伝えできるようなページになるよう、素敵なページにしていきたいと思います。

 

慣れないことだらけで、どうなることやら。。。と少々不安もありますが、このページを通じてまた新たな出会いがあることを楽しみにページ作りを進めたいと思います。

 

みなさま今後とも、末長くよろしくお願いいたします!!

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